先週、うちのチームのスタッフが給湯室でぽろっとこぼした一言が、まだ頭から離れません。
「私ばっかり好きな気がして、しんどい」
彼女は28歳。付き合って半年の彼がいて、最近LINEの返信が遅い。
デート中もスマホをちらちら見られる。
SNSコンサルの仕事で、恋愛や美容のジャンルのインフルエンサーと組んできました。打ち合わせのついでに聞いた本人たちの恋バナ、本命扱いされる女性と都合のいい女で止まる女性の差は、顔じゃない。年齢でもありません。
男性が女神という言葉を口にする瞬間には、はっきりした共通点があるんです。
男性が本気で「俺の女神」と思う瞬間の男性心理
メンズ美容系で発信しているKさんと、撮影の合間にこんな話になりました。
彼は当時、付き合って一年の彼女を、周りに女神って呼んでいた人。
理由を聞いたら、返事が意外とシンプルでした。
帰ってきた時に電気がついてる部屋みたいな人、だと。
派手な演出も、完璧な容姿も出てこない。
男性が女神なんて大袈裟な言葉を使う時、頭の中にあるのは祈る対象じゃない。
帰る場所なんだよね。
電気がついている、を私なりに翻訳すると、会う前から機嫌の予想がつく安心感。
心が折れた夜に顔が浮かぶ女が本命になる
男性は、心が折れた時に誰の顔が浮かぶかで本命を決めます。
Kさんだけじゃなく、DMを読み続けて身にしみたこと。
仕事で怒られた夜、体調を崩した朝、そういう弱った時に思い出される女性が女神と呼ばれる。
楽しい時に一緒にいたい女性は、実はいくらでもいるんですよ。
ところが、弱った自分を見せていい相手は一人しか選べない。
SNSで映えるデート写真を何枚投稿しても、その枠には入れません。
彼が黙る夜に、そっと隣にいられるか。それだけ。
その一人の席を取れるかどうか。ここが本命と都合のいい女の分かれ道です。
好きを隠さない女に男は弱い
冒頭のスタッフのSさんが泣きそうな顔で言った、私ばっかり好き、という感覚。
彼女はこれを、完全にマイナスだと思い込んでいました。
男性側のDMを読むと、真逆の声が山ほど届く。
本気で好かれている実感がないから冷める、という相談が毎週のように来るんです。
好きの量が問題なんじゃない。
好きの伝え方が下手だと重くなり、上手いと女神になる。
俺の女神と思われる女性の特徴7選
インフルエンサー本人と、周りのスタッフ、それからDMの相談者。
彼から女神扱いされている女性たちの共通点を洗い出したら、七つに絞れました。
美人かどうかは、ここには入りません。
一つ目、機嫌が読めない日がない
会うたびに機嫌が違う女性は、男性にとって天気予報のない登山みたいなもの。
今日は晴れかな、と探るところから始まると、彼は疲れます。
女神側の女性は、不機嫌を隠すんじゃなく、不機嫌の理由を短く言える。
今日ちょっと仕事で凹んでる、だから静かでごめんね、の一言で彼は安心する。
二つ目、彼の話を翌週まで覚えている
これは私が一番驚いた共通点。
Aさんは、彼が話した上司の名前や来週のプレゼンの日を、スマホのメモに残していました。
え、そこまでする?…いや、する人が女神になるのか
次のデートで、プレゼンどうだった、と自分から切り出せる。
彼にとっては、自分の人生を一緒に生きてくれている気になる。
記憶力じゃなくて、覚えようとする姿勢が女神を作るんです。
三つ目、自分の予定を先に埋めている
彼の予定待ちで週末を空けておく女性は、いつの間にか彼の生活の隙間を埋める係になります。
女神扱いされる人は、友達との約束も、一人で行きたい展示も、先にカレンダーに入れてしまう。
すると彼は、彼女の時間を取りに行く側に回る。
追いかけたくなる女って、走って逃げる人?
違います。自分の人生を歩いている人のことなんですよ。
四つ目、弱さを一発で見せられる
強がりが続く女性は、尊敬はされても女神にはなれない。
Kさんの彼女は、風邪で寝込んだ日に、来てほしい、の一言だけを送ったそうです。
彼はその短い文面で、自分が必要とされていることを初めて実感したと言っていました。
頼るのが下手な女性ほど、ここで損をしています。
五つ目、褒める場所が他の女と違う
かっこいい、優しい、はもう彼は聞き飽きている。
女神になる女性は、彼が自分でも気づいていない部分を拾う。
店員さんへの言い方が丁寧だよね、とか、あの判断早かったね、とか。
Kさんも、電話に出る時の声が好き、と彼女に言われた日の話を、もう三回は聞かされました。
よっぽど嬉しかったんでしょうね。
ちゃんと見られていると分かると、男性は強烈に落ちます。
六つ目、返事の温度が一定
LINEの中身は後で書くけれど、機嫌によって文面の温度が上下しない。
昨日は絵文字だらけ、今日は句点だけ、みたいな波を彼は敏感に読み取る。
読み取ると、返信するのが億劫になるんです。
波がないだけで、彼のスマホの中であなたのトーク画面だけ室温が違うものになります。
七つ目、好きに条件をつけない
好きだけど、もっと連絡してほしい。
この言い方は、好きの後ろに請求書がついている。
女神と呼ばれる側は、好きだよ、で一度切る。
要望は別のタイミングで、別の文として渡せばいい。
好きと要求を混ぜないだけで、重さが消えて熱だけが残るんです。
追いかけたくなる女になる聞き上手の会話術
ここからが、私がこの方法がベストだと確信している部分。
彼から女神の称号をもらっている女性は、例外なく聞き上手でした。
容姿の差なんて、この会話術の前ではほぼ誤差。
ただ、聞き上手の意味を勘違いしている人が本当に多い。
うんうん、と頷き続けるのは聞き上手じゃなく、ただの壁。
聞き上手はスポンジじゃなく、トランポリンです。
投げた言葉が少し形を変えて跳ね返ってくるから、彼はもっと話したくなる。
リアクションは四種類を回す
彼女が最初にやったのは、自分のLINEの返し方を、直近の十日分読み返すこと。
全部、共感の一種類だけでした。
そこで渡したのが、この四つ。
共感は、それしんどかったね、と感情を言葉にして返すこと。
驚きは、え、それ普通しないよね、と彼の行動を特別扱いするやつ。
深掘りは、その時どう思ったの、と気持ちの方へ質問を向けます。
自己開示返しは、私も昔似たことあってさ、と自分の話を短く重ねるだけ。
この四つを順番じゃなくランダムに混ぜる。
同じ返しが続くと、彼は無意識に飽きるから。
Sさんは三週間後、彼から、お前と話すと頭の中が整理される、と言われたそうです。
まさかこれほど早く結果が出るとは思いもしませんでした。
返信の遅さに悩んでいた三週間前が嘘みたいな顔で、報告に来てくれた!
私が昔やらかした聞き方
突然ですが、恥ずかしい話をします。
私自身、二十代の頃は、相手の話に、へぇ、すごいね、しか返せなかった。
興味がないわけじゃない。
むしろ好きすぎて、変なことを言って嫌われるのが怖かったんです。
結局その恋は、話してて壁みたい、という理由で終わりました(泣)
あの時の私に足りなかったのは、語彙じゃなく、感情を返す勇気。
その勇気を型に落とし込んだのが、四種類のリアクションというわけ。
やってしまいがちな三つの落とし穴
相槌だけで会話を回すこと。
彼の意見に合わせすぎて、自分の色を消してしまうパターン。
それと、質問を連発して面接みたいになる流れ。
正直なところ、この三つ目だけは絶対に気をつけてほしいです。
質問は一回につき一つ。
答えが返ってきたら、まず反応を返す。
それだけで会話の空気がふわっと軽くなります。
面接みたい、と言われた相談者の一人は、質問の間に自分の失敗談を一つ挟むようにした。
その翌週、彼の返事の長さが倍になったそうです。
男性が手放したくない女のLINEとデートとケンカ
手放したくない、と男性が本気で思うのは、日常の細かい場面です。
チームで相談を分類していると、別れの理由の大半は大事件じゃなく小さな違和感の積み重ね。
大きなサプライズより、平日の何気ないやり取りで決まる。
LINEは返信速度より温度で決まる
私は昔、既読から返事までの時間を、ストップウォッチみたいに数えていました。
今思い出しても恥ずかしい。
インフルエンサーのRさんは、わざと返信を遅らせる駆け引きを全部やめた人。
その代わり、返す時は必ず彼の話に一つだけ感情を乗せる。
Rさんいわく、返信は速さを競う競技じゃなく、彼の一日にしおりを挟む作業。
お疲れ、じゃなく、今日の会議、緊張してたやつだよね、お疲れ、と返す。
速さで勝負すると、彼はあなたを反射で扱うようになる。
温度で勝負すると、あなたのトーク画面を開く時だけ彼の指がゆっくりになるんだよね。
返信速度で悩む時間は、マジで無駄!
付き合う前と後で変えるのは一つだけ
付き合う前は、会える日を少し絞る。
週に何度も会える女性より、次に会える日を待たせる女性の方が、彼の中での滞在時間が長い。
付き合った後は逆で、会う頻度より、会わない日の一言で決まります。
Rさんは平日の夜、写真も絵文字もなしで、今日ちょっと声聞きたかった、と送るそうです。
返事がすぐ来なくても気にしない。
翌日、彼の方から電話がかかってくる確率が意外と高い。
デート中は二人だけの世界を作る
本命の席に座っている女性のデートには、二人にしか通じない小さな合図がある。
Aさんは、店に入ってすぐ彼の好きな席を見つけて、あそこ、と目で伝えるだけ。
彼は毎回、それにニヤッとするらしい(笑)
高い店も、映える場所もいらない。
自分たちだけの暗号が一つあるだけで、他の女性と同じ土俵から外れられます。
会話の続きから入るのも同じ理屈。
先週の続きだけど、と切り出せる女性は、彼の一週間の中に居場所を持っている。
ケンカした翌朝の一言
手放したくない女の正体は、ケンカの翌朝に現れます。
Sさんが実践して一番効いたのは、朝一番のこの一通。
昨日は言い過ぎた、でも嫌いになったわけじゃないよ。
謝罪と好意を同じ文に入れる。
男性はケンカの後、嫌われたかどうかを真っ先に確かめたがる。
だからこのメッセージで、胸がぎゅっと掴まれるんです。
逆に翌朝も無言を続ける女性は、彼の中で少しずつ椅子が遠くなっていく。
沼らせる女と依存させる女の境界線
沼らせる女、という言葉を最近よく見かけます。
私も何人かのインフルエンサーと、あれって結局何なの、と話し込んだことがある。
出た答えは、沼は掘るものじゃなく、気づいたら足が抜けない場所、でした。
沼の正体は予告なしの自己開示
計算された駆け引きで男性は沼りません。
沼るのは、予告なしに本音が見えた瞬間。
デートの帰り道、駅のホームで、ふと、本当は毎回帰りたくないんだよね、と漏らす。
そのあと何事もなかったように手を振る。
その日の夜は長文を送らず、翌日はあっさり普段のトーンに戻す。
名残惜しさは、次に会うまでの燃料になる。
男性の脳内では、ホームでの一言だけがずっと再生され続けます。
弱さを見せる女性は多いけれど、見せた後に引ける女性は少ない。
沼らせる女は、見せて、引く。
このリズムを、彼は忘れられなくなる。
依存させる女になってはいけない
沼らせると依存させるは、似ているようで全然別物です。
彼の友達や仕事を削って自分だけを見させるのは、沼じゃなく牢屋。
DMには、彼を沼らせたつもりの相談も届きます。
読み進めると、自分の方が彼なしで立てなくなっていた、というケースが目立つ。
Rさんが口にした基準が分かりやすかった。
彼がいない週末を楽しめているかどうか、それが答えだと。
女神は祈られる側じゃなく、彼が帰ってくる場所。
帰る場所は、自分の足で立っていないと成立しませんからね。

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