恋愛で自分をさらけ出す方法|本音を言えない人がモテる7つの習慣

先週のランチで、スタッフの一人がぽつりと言いました。
「彼に、壁があるって言われちゃって」
箸が止まる音が聞こえた気がしたんですよね。
仕事では誰より気が利く子。なのに恋愛になると、行きたい店すら相手に合わせてしまうらしい。

SNSコンサルで何人ものインフルエンサーに伴走してきましたがフォロワーが何人いても、恋愛の悩みは驚くほど似ている。
本音が言えない。素の自分を出せない。甘えるのも下手。
みんな本当に欲しいのは、話し方のコツじゃないんです。
出しても嫌われない、という安心。
その安心は、伝え方より先に、怖さの正体を知るところから育ちます。

目次

自分をさらけ出せない人が、本当に抱えているもの

本音はわがまま、頼るのは迷惑、という古い信念

あるインフルエンサーと打ち合わせのあと、雑談していたときのこと。
彼女が突然こぼしました。
「小さい頃から、いい子でいれば怒られなかったんですよね」
親の顔色を読む癖が、そのまま恋人の顔色を読む癖になっている。
本音を言えばわがまま、頼ればお荷物。
そう信じて育った人にとって、さらけ出すのは命がけ。
薄い氷の上で思いきりジャンプするような怖さがある。
過去の恋愛で、重い、と言われた人も、ここでつまずきます。
一度言われたあの言葉が、今の恋人の顔にまで貼りついて見えてしまう。

意外と多いのが、自分の気持ちそのものが見えていないケース。
出したい本音がないのではなく、長年フタをしすぎて中身が見えなくなっているだけ。
相手に言う前に、自分に聞く。
順番はそこからです。

いい人を演じると、恋愛が続かない理由

合わせすぎると、好みのない人になる

私自身の恥ずかしい話をひとつ。
二十代の頃、デートで行きたい店を聞かれるたびに、どこでも大丈夫、と答えていました。
嫌われたくない一心で。
三回目のデートの帰り道、相手に言われた言葉が今でも耳に残っています。
「あなたの好きなもの、ひとつも知らないままだね」
胸がぎゅっと縮んだ。
駅までの道が、やけに長かったなぁ…
その後は、あっけなく自然消滅(泣)
好かれようとして意見を消すと、相手の記憶の中であなたは色のついていない人になる。
好きになりようがないんです。
付き合う前の段階で、相手の趣味に全部乗っかる人も末路は変わりません。
映画も音楽も相手に合わせているうちに、自分が何を好きだったのか思い出せなくなる。
好かれる前に、まず覚えてもらう。
そのために必要なのが、あなたの好き嫌いなんだよね。

素を出して離れる人は、最初から合わない人

SNSの現場で何度も見てきた現象があります。
きれいに整えた投稿より、失敗談や散らかった部屋を見せた投稿のほうが、コメントが伸びる。
完璧な人には憧れるけれど、近づきたくなるのは隙のある人。
恋愛もマジで同じ。
人気の男性インフルエンサーは付き合う前に、必ず自分のダサい趣味を話すらしい。
休日はひとりで黙々とプラモデルを塗っている、とか。
それで引く相手なら、付き合っても隠し続けるだけだから、と笑っていました。
この割り切りが、モテる人とそうでない人の分かれ道だと断言します。
素を出して離れていく人は、失った人じゃない。
早めに見送れた人。

デートやLINEにも応用が利きます。
初デートで、相手の話に全部うなずくのをやめて、一つだけ違う意見を置いてみる。
それだけで、この人には中身があるな、と印象が変わる。
スタンプだけで返すのをやめて、今日は疲れて豆腐しか食べてない、みたいな生活感を一行足す。
たった一行で相手は、あなたの暮らしの中に招き入れられた感覚になるんですよ。

恋愛で自分をさらけ出す7つの習慣

①自分の気持ちを一言にする

さらけ出せない人ほど、相手にどう言うかを先に考える。
順番が逆なんです。
寝る前に、今日もっとも揺れた感情を短く一つ書く。
嬉しかった、しんどかった、ちょっと寂しかった。
スマホのメモで十分。
これを一週間続けたスタッフがいます。
彼氏に会うと、今日ね、と話が勝手に出てくるようになったそうです。
出すものが見えれば、出せる。

②本音は好きなものから出す

いきなり不満を言うのは、難易度が高すぎます。
最初に出す本音は、好きな食べ物、行きたい場所、最近聴いている曲。
否定される確率がほぼゼロの領域から始めれば、心臓がバクバクすることもない。
どこでもいい、を封印して、今日は辛いものの気分、と言ってみる。
たったこれだけで、相手はあなたの好みを一つ手に入れる。
好みを知られることが、好かれることの最初の一段です。

③打ち明け話は、実は、で始める

本音を切り出すときに使いやすいのが、実は。
実は人混みが苦手で。実は昨日ちょっと落ち込んでて。
実は、には、あなたにだけ話している、という空気が乗る。
言われた側は、信頼されたと感じて口元がゆるむ。
特別扱いされている感覚を渡せる人がモテる。
フォロワー相手でも恋人相手でも、そこは変わりません。

④相手の打ち明け話には同じ深さで返す

自己開示には返報性があります。
人は打ち明けられると、同じくらい打ち明けたくなる。
相手が仕事の失敗を話してくれたのに、大変だったね、で終わらせるのはもったいない!
自分の失敗を一つ添える。
相手が昔の失恋を話してくれたなら、こちらも過去のみっともない失恋を一つ。
これを繰り返すうちに、二人の会話の深さがだんだん揃っていく。
会話の深さが揃ったカップルは長続きする。
何組もの相談に乗ってきた私の、揺るがない実感です。

⑤嫌なことは、お願いの形で伝える

交際中の人から最も多い相談がここ。
返信が遅くて不安になる。
デートの予定を断りたい。
あの一言が引っかかっている。
会いたいのに、言い出せない。
言えないまま飲み込むと、ズーンと重いものが胃のあたりに居座る。
コツは、責めるのではなく、お願いにすること。
返信が遅いと不安になるから、忙しい日は一言だけ教えてほしい。
昨日のあの言い方は少し悲しかったから、次はやわらかく言ってくれると嬉しい。
今週は疲れているから、日曜は家でゆっくりさせて。
三十分でもいいから、今週どこかで顔が見たいな。
主語を自分にして、してほしいことまで言う。
相手は責められた気がしないし、何をすればいいかわかるから動きやすい。
言った直後は、気まずさが残るかもしれません。
それでも、飲み込んだ不満はいつかどこかで漏れる。
ため息とか、既読スルーとか、急な冷たさとかの形で。
先に言葉にしたほうが、結局はやさしいんです。

⑥弱みを一つだけ見せる

ここが本丸
弱みを見せるのは、いちばん怖くて、いちばん効く。
最初は一つでいい。
朝が弱い、人前で話すと手が震える、実は寂しがり。
ある女性インフルエンサーは、彼に、本当は褒められないと不安になる、と打ち明けたんだとか。
翌日から彼がやたら褒めてくるようになった、と照れながら教えてくれました。
弱みを見せるのは、相手に活躍の場をプレゼントする行為でもある。
SNSでも、弱音を一度見せたアカウントは、フォロワーとの距離が一気に縮まります。
恋愛では、その縮まった距離がそのまま親密さになる。
守りたいと思わせた時点で、あなたはもう特別な人です。

⑦受け止められた記憶をためる

さらけ出せるようになる人と、なれない人の差は、ここだけ。
本音を言って、拒否されなかった経験の数。
今日は行きたい店を言えた。今日は寂しいと言えた。
その小さな成功を、意識して数えてください。
数えるときは、相手の反応の良し悪しを横に置く。
言えた、それ自体で一点。
積み重なった記憶が、本当の私は愛されない、という古い信念を少しずつ上書きしていく。
足元の氷が、始めた頃より少し厚くなっている。
ある日ふと、そう気づきます。

弱みを見せられない人ほど、モテる伸びしろがある

頼ることは迷惑ではなく、信頼の合図

甘えられない人は、頼ることを借金みたいに捉えがちです。
返さなきゃいけない負債。
現実は逆で、頼られた側は、自分は必要とされていると感じて満たされる。
満たされた相手は、あなたのそばにいる理由を一つ増やす。
それが、頼れる人がモテる仕組みです。
甘え方は小さくていい。
荷物を持ってもらう。
今日はへとへと、と言って肩にもたれる。
選ぶのが面倒だからおすすめを決めて、と丸投げしてみるのもアリ。
どれも相手にとっては、あなたの内側に通してもらえた証拠になる。
(私も未だに、荷物を持ってもらうのが苦手なんですけどね…)

男性が弱みを見せにくい理由と、見せた男がモテた話

男性の相談で圧倒的に多いのが、弱みを見せるのは男らしくない、という縛り。
正直言って、この縛りは恋愛の足を引っ張るだけです。
関わってきた中に、筋トレ系で人気の男性インフルエンサーがいます。
彼はずっと弱音ゼロの投稿を続けていた。
ところが腰を痛めて落ち込んだ日の動画を出したら、女性からのDMが過去最多に!
まさか、と本人が誰より驚いていた。
弱さを見せた瞬間に、憧れる対象から、触れられる存在に変わったんです。
恋人相手でも、これと全く一緒の逆転が起きる。
実は仕事で自信なくしてて、の一言で、相手はあなたを支える側に回れる。
支えたいと思わせる男は、強い。

さらけ出しても、重いと思われないさじ加減

ネガティブ一つに、ポジティブ三つ

さらけ出すことと、ぶちまけることは別物です。
不安や不満ばかり出し続けると、相手は感情のゴミ箱にされた気分になる。
私が勧めている目安は、ネガティブな本音を一つ出したら、楽しかった、嬉しかった、を三つ出すこと。
喜ぶ顔を知っている相手は、たまの不安を重いとは受け取りません。

打ち明けるのは、相手に余裕がある時間に

仕事終わりの疲れた顔に、重い話を乗せない。
休日の昼下がりや、ご飯を食べ終えてお茶を飲んでいる時間。
あるインフルエンサーは、彼が動画編集で徹夜した翌朝に将来の話を切り出して、盛大にすれ違ったと嘆いていました。
タイミングを外すと、正しい本音でも雑音に聞こえる。
相手の器に空きがあるときを選ぶだけで、同じ言葉の届き方が面白いほど変わります。
この二つを守れば、重いと言われる心配はほぼ消える。

さらけ出した先に待っているもの

受け止めてもらえなかった夜に

本音を言ったのに、面倒くさそうにされた。
弱みを見せたら、引かれた。
そういう夜もあります。
あの時の傷は、さらけ出したあなたのせいじゃない。
受け皿の大きさが、合わなかっただけ。
スタッフの一人は、三年付き合った相手に泣きながら本音を伝えて、面倒だと返された。
その頃は世界が終わったような顔をしていたけれど、半年後に出会った今の彼は、その本音を最後まで黙って聞いてくれた。
一回や二回で決めつけないでほしい。
ただ、何度出しても否定される相手なら、そこは離れていい場所。
さらけ出せる相手を選ぶ。
そこまでが、自分をさらけ出す方法です。
一人で抱えきれないなら、カウンセラーに話すのも立派な自己開示の練習になりますよ。

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