元彼がいい人すぎた後悔と復縁、今彼と比べてしまう心の整え方

夜の打ち上げ、焼き鳥の煙の向こう。
美容系インフルエンサーが、ぽつりと漏らしました。
「元彼、いい人すぎたんだよね」
その一言で、テーブルの女性陣が一斉に黙った。
全員、心当たりのある顔(笑)

インフルエンサーを支えるSNSコンサルのチームで恋バナは浴びるほど聞いてきました。
華やかな人ほど、この後悔を抱えているんですよ。
後悔の扱い方次第で、その後のモテ方がまるで別物になる。
分かれ道は、思っているより早く来ます。

目次

元彼がいい人すぎたと気づく夜は、たいてい弱っている

優しさの請求書は、失ってから届く

彼女の元彼は、生理前になると何も言わずにチョコを買ってくる人だったそうです。
撮影で朝4時に帰っても、玄関にホットアイマスクが置いてある。
なのに振った。
理由は、ときめかなかったから。
その後に付き合った男性は、自撮りのライティングに口を出してくるタイプでした。マジで。
デート中はフォロワー数の自慢を延々と聞かされ、帰りのタクシーでひとり泣いたんだって。
優しさって、蛇口をひねれば出る水だと思っている間は値段がつかないんですよね。
止まってから、まとめて請求書が届く。

後悔が押し寄せる夜には共通点がある

うちのスタッフに聞いても、後悔がズキッと刺さるタイミングはだいたい似ています。
仕事で削られて帰った夜とか、新しい相手の自分勝手さに触れた直後とか。
SNSで元彼の近況がふっと流れてきた時もそう。
恋しいのは元彼本人ではなく、いま守られていない自分が、痛い。
ここを取り違えると、後悔の答え合わせを永遠に間違え続けます。
正直なところ、この点だけは絶対に見落とさないでほしい。

別れた後になって元彼が輝いて見える理由

記憶は勝手に良い場面だけを残す

思い出は、勝手に編集される動画みたいなものです。
再生されるのはハイライトばかり。
退屈だった日曜の午後や、返事が遅くて苛立った夜は、きれいにカットされている。
私も二十代の頃、別れて半年後の深夜2時に元彼へ「元気?」と送ったことがあります。
送った直後から、5分おきにアプリを開いて既読を確認する始末。
返事は翌日の昼で、元気だよ、そっちは?の一行だけ。
正直言って、あの温度差で一気に目が覚めました(泣)
美化された記憶の中の彼と、現実の彼は別人。

いい人すぎたのに別れた本当の理由

いい人を手放した人には、ちゃんと理由があります。
ときめかなかった。
優しさが重くて、自分がそれに見合わない気がして。
何を聞いても、いいよ、としか返ってこない。
彼の本音がまるで見えなかった。
うちの若手の男性スタッフが、まさに振られた側でした。
彼の告白に、言葉を失ったんです。
「優しくしてたのは彼女のためじゃなくて、嫌われたくなかっただけなんです」
いい人すぎる彼氏の優しさは、時どき彼自身の不安の裏返し。
あなたが息苦しさを覚えたのは、わがままだからじゃない。
本音のない関係に、身体が先に気づいていただけです。

心のどこかで、自分を裁いている

いい人だったのに、という言葉の裏側。
そこには、私がダメだったという自責が必ず貼りついています。
振った側は罪悪感で。
振られた側なら自己嫌悪。
どちらも彼を想っているようで、実は自分を裁判にかけている時間なんですよね。
判決が出ない限り、後悔も終わりません。
彼を思い出すたびに胸がぐるぐるするのは、恋というより未処理の自己評価のせい。

今の後悔は本物か、それともただの寂しさか

4つの問いで見分ける

自分に静かに聞いてみてください。
彼がいま目の前に現れたら、別れた理由は消えていますか?
その後悔は、幸せな日にも湧いてくる?
彼の欠点を3つ、今すぐ言えますか?
彼とやり直したいのか、誰かに大切にされたいだけなのか、その区別はついている?
欠点が出てこなかったなら、それは恋ではなく記憶の美化。
幸せな日には湧かない後悔は、寂しさがかぶっている仮面です。
逆に、機嫌のいい日曜の朝にも彼の顔が浮かぶなら、本物の可能性が高い。

決めないという答えもある

意外と知られていないのが、決めないという選択肢です。
忘れるか復縁かの二択に自分を追い込むから、夜中にLINEを送って自爆する。
あの美容系インフルエンサーは、結局ひと季節のあいだ何もしませんでした。
そのあいだ、彼の良かったところと別れた理由を、スマホのメモに並べて書き続けたらしい。
書き終えた頃、不思議と連絡したい気持ちが消えていた。
「戻りたかったんじゃなくて、ちゃんと終わらせたかっただけみたい」
彼女のこの言葉、忘れられません。
私はこの寝かせる期間がいちばん効くと確信しています。

忘れるか、復縁か、それとも保留か

忘れて前に進むと決めたなら

忘れようとするほど、脳は彼を検索し続ける。
目標は忘れることじゃなく、役目を終えた恋にすること。
元彼からもらった優しさを、次の相手を測るものさしに変換するんです。
生理前にチョコを買ってきた記憶は、あなたが本当は何を求めているかの証拠。
あの経験があるから、次の男性の言葉だけの優しさを見抜けるようになる。
スマホのアルバムは消さなくていい。
見返す時間を、週に一度と決めておく。
彼は去ったけれど、あなたの目は確実に育てられた。
それでいいじゃないですか!

復縁を目指すなら条件がある

復縁を最初のゴールに置くことに、私は反対です。
別れた理由が変わっていないのに戻れば、同じ場所で同じ喧嘩をするだけ。
ときめかなかった自分は、ときめきの正体をもう知っていますか?
彼の本音が見えなかったなら、今度は聞き出す覚悟がある?
それでも戻りたいと思えるなら、連絡は短く、用件は正直に。
久しぶり、ちゃんと話したいことがある、で十分です。
長文の反省文は重い。
突然の電話なんて、もはや事故(笑)
返事が来なくても、それも立派な答えとして受け取ってください。

決めない期間を自分に許す

保留は逃げではありません。
心の傷は、かさぶたを剥がすたびに治りが遅くなる。
1ヶ月でも、3ヶ月でも構わないんですよ。
彼のSNSは開かない。
共通の友人に近況を聞かない。
そのうえで、それでも顔が浮かぶかどうかをただ観察する。
浮かばなくなったなら、それがあなたの本心だった。
浮かび続けたなら、そのとき初めて動けばいい。

新しい彼氏がいるのに元彼と比べてしまうあなたへ

比べてしまう瞬間は、いつも同じ顔をしている

うちの事務スタッフの子の話です。
新しい彼氏と付き合って半年の頃。
風邪で寝込んだ夜に届いたLINEは、お大事に、だけだった。
元彼なら、たぶんポカリを持って来ていた。
その瞬間、じわっと涙が出たんだとか。
比較が起きるのは、疲れた時、寂しい時、今彼の欠点を見た時。
彼女はそれに気づいて、比べてしまった日付をメモに残すようにしたんですね。
すると、比較が現れるのは決まって残業続きの週だった!
元彼が足りなかったんじゃない。
体力が足りなかっただけ。

比較の正体は、閉じきっていない扉

今彼がいるのに元彼を思い出すのは、浮気心ではありません。
元彼との関係が、心の中でまだ閉じていないというサイン。
別れ際に言えなかった言葉や、謝れなかった出来事が、扉を半開きにしている。
半開きの扉からは、いつまでも隙間風が入り続けます。
閉じる方法は、彼に会うことじゃない。
言えなかった言葉を、送らない手紙として書き切ること。
あの事務の子が書いたのは、ノートに3ページ。
最後の行は、ありがとう、さよなら。
それ以来、ポカリの記憶で泣くことはなくなったと笑っていました。

今彼と別れるべきかを決める、たったひとつの基準

比較が消えないなら、今彼と別れるべきなのか。
基準は、これだけです。
元彼と比べていない日に、今彼を好きだと感じられるかどうか。
体調も気分も良い日に今彼を見て、それでも物足りないなら。
比較は言い訳で、本当の答えは別にあります。
穏やかな日には好きだと思えるなら、問題は今彼じゃない。
あなたの疲れと、まだ終わっていない過去のほう。
未練を今彼に伝えるべきか、ともよく聞かれます。
伝えないでいい。
彼にできることは何もないし、傷つけるだけだから。
その代わり、疲れている夜は素直に、今日はちょっと弱ってる、と言ってみてください。
元彼に守られていた記憶を、今彼に守ってもらう機会へ差し出すんです。

元彼の優しさを次の恋に活かせる人が、いちばんモテる

優しさを値引きせずに受け取れる女性が選ばれる

インフルエンサーの撮影現場に何百回と立ち会ってきて、断言できることがあります。
声をかけられる女性は、見た目の順じゃない。
優しさを差し出された時に、値引きせずに受け取れる人。
(え、私なんかにいいの?)と固まらずに、ありがとう、嬉しい、と即答できるかどうか。
元彼がいい人すぎたと感じているあなたは、あの時それができなかったはず。
受け取れなかったから、重くなった。
重くなったから、手放した。
だから今度は、受け取る練習から始めてみて。
コーヒーを奢られたら、ごめんじゃなくてありがとう。
それだけで男性側の反応は、まさかというほど変わります。

比べる目を、味わう目に変える

比べる人の顔は、どうしても曇ります。
目の前の相手を見ているようで、頭の中では元彼の採点表を開いている。
男性はそれを言葉にできなくても、肌で感じ取るんですよ。
味わう目に変えるコツは、今彼の優しさに気づいたら、その場で声に出すこと。
それ、すごく助かった、と伝えるだけでいい。
言葉にした優しさは、記憶に残る。
残った優しさが増えるほど、点数をつける手は自然と止まる。
ある女性インフルエンサーは、これを始めて半年も経たずに今彼からプロポーズされました。
「私が変わったら、彼の優しさの量まで増えた」
優しさは、受け取る人のところに集まるんです。

SNSに元彼の影を残さない

これは職業柄、どうしても言っておきたい話。
過去の恋を匂わせる投稿は、共感は集めても、恋のDMは減らします。
ファッション系のインフルエンサーの話。
元彼との思い出の店を懐かしむ投稿を、しばらく続けていたんです。
コメント欄は、わかる、の嵐。
なのに男性からの反応だけが、すっと引いていった。
比べている人の空気は、画面越しでも伝わる。
昔の写真を消せとは言いません。
ただ、あの頃は良かった、を新しく増やすのはやめてほしい。
今日嬉しかったことを一行載せる方が、ずっと人が寄ってきます。

同じ後悔を繰り返さない相手の選び方

いい人すぎた元彼から学ぶべきは、優しさだけでは足りないという事実です。
次に選ぶのは、優しくて、しかも自分の意見を言える人。
いいよ、だけでなく、俺はこう思う、が返ってくる人ですね。
その相手となら、優しさが重荷にならない。
対等に受け取り、対等に返せるから。

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