マイペースな人の恋愛傾向と彼氏に寂しさを溜めない付き合い方

打ち合わせ帰りのカフェで、うちのスタッフの子がすっとスマホを差し出してきました。
画面にはLINEのトーク。彼女が送った「おつかれ!今週ごはん行けそう?」の下が、二日間まっしろ。
「これって、冷められてますかね…」
声が少し震えていて、こっちの胸までぎゅっとなった。
彼氏さんは昔からのマイペース人間。会えば優しいし、嘘もつかない。なのに連絡だけが、とにかく遅い。デートの帰り道はあんなに楽しそうなのに、解散した途端に音信不通になるらしいんです。
SNSコンサルという仕事柄、インフルエンサーや発信者さんの恋愛相談を聞く機会が妙に多い。
マイペースな人との恋愛は、頭の中の仕組みさえ分かってしまえば一気に呼吸がラクになります。

目次

マイペースな人の恋愛傾向。返信が遅いのは愛が薄いからじゃない

優先順位が低いのではなく、順位を付ける発想がない

彼らの頭の中では、恋人と仕事と趣味が横一列に並んでいます。
どれが上かを決めていない。今、目の前にあるものに没頭する。それだけ。
だから返信が二日来なくても、あなたの順位が下がったわけじゃありません。単に視界から外れていただけ。ひどい話に聞こえますよね(笑)。
ただ裏を返せば、会っている時間は本当にあなたしか見ていません。デート中にスマホをいじって生返事、みたいな雑さが少ないのもこのタイプ。
ちなみに記念日を忘れがちなのも彼らの十八番。悪意はゼロなので、共有カレンダーに入れてしまうのが平和です。
LINEの頻度で愛情を測ろうとすると永遠に誤読します。測るなら、会っている時の目線と行動のほうです。

追いかけないし駆け引きもしない、その代わり嘘がない

好きでもガツガツ来ない。脈があるのかどうか、外からはまるで読めない。
飲み会で聞いた話ですが、ある男性発信者は四年も片想いされていたことに、告白されるまで気づかなかったらしい。鈍いにもほどがある(笑)。本人いわく、匂わされるより言葉で率直に伝えてもらえるほうが百倍うれしいんだとか。
覚えておいてほしいのは、マイペースな人は相手によって態度を変えないということ。上司にも後輩にも恋人にも、ほぼ同じ温度で接します。
つまり、あなたの前で見せている顔がそのまま素。外面と内面の落差で泣かされる事故が起きにくいんです。信頼の土台としては、意外と優秀でしょ。

一人の時間は、彼らにとって充電ケーブル

会えない日に何してたのと聞いても、ゲームしてた、寝てた、くらいの返事しか来ません。
疑いたくなる気持ちは分かります。でも実際、ゲームして寝ているだけのことがほとんど。拍子抜けするくらいに。
彼らは一人の時間で自分を整えて、満タンになってから人に会う生き物。ここを無理に取り上げると、目に見えて元気をなくしていきます。
むしろ、その時間を快く渡してくれる恋人を、彼らは一生大事にします。手放したくない存在になる近道です。

追うと逃げて、放すと寄ってくる猫の習性

不安を埋めようと連絡を増やすと、彼らはなぜか距離を取ります。圧を感じるからです。
こちらが好きなことに気を取られていると、ふらっと向こうから連絡が来る。猫を飼ったことがある人なら、あの感じと言えば伝わるはず。膝に乗せたくて追いかけると逃げるのに、ソファで本を読んでいると勝手に乗ってくる、あれです。
付き合いの長い男性インフルエンサーも白状していました。彼女から毎晩電話が来ていた時期は本音ではきつかった、頻度が減った途端に自分から会いたくなった、と。
現金だなあと呆れつつ、これが彼らの仕様。会いたい気持ちが募った時ほど、一度引く。悔しいけれど、これが効きます。

付き合うと何が手に入るのか。フォロワー三十万の彼女から聞いた話

詮索ゼロ、束縛ゼロの風通しのいい関係

担当している女性インフルエンサーの彼はマイペースの極み。撮影の話をしても、へえ、がんばってねで終わり。
最初は私も、それって興味がないだけじゃないのと疑っていました。驚いたことに、その距離感が彼女の心の安定剤になっていたんです。
実は彼女、前の恋人が筋金入りの束縛型で、位置情報の共有まで求められて心がぼろぼろになった過去があります。それを思えば今の関係は、空気のきれいな高原みたいなものなんだそう。
「疑われない恋愛って、こんなに息がしやすいんですね」と笑っていた顔が忘れられません。

隣で別々のことをしていても成立する夜

彼女いわく、休日はソファの端と端で、彼はゲーム、自分は動画編集。会話はほぼなし。
それ楽しいのと聞いたら、「最高です!」と即答されました。
沈黙が気まずくならない相手。これ、恋愛の条件としてかなり贅沢だと私は断言します。盛り上がれる人は探せば見つかる。黙って隣にいられる人は、なかなか現れない。
結婚を考えるなら横並びの無音に耐えられるかを見ろと、既婚のスタッフたちも口を揃えます。デートの花火より、日常の静けさ。なるほどなあと唸りました。

それでもしんどい夜はある。寂しさがちゃんと届く伝え方

寂しいと言ったら重いと思われそうで、言えない

冒頭のスタッフの子に戻ります。彼女、未読のままのトーク画面を深夜に何度も開いては、そっと閉じていたそうです。
(私だけが好きなのかな)
(でも催促したら、面倒な女って思われるよね)
はぁ…とため息をついて、結局スタンプひとつ送れない。この我慢、覚えのある人は多いはず。
追い打ちをかけるのがSNSです。開けば仲良しカップルの投稿がぱたぱたと流れてきて、余計にみじめになる。傷口に砂を擦り込むだけと分かっていて、それでも指が止まらない(泣)。
包み隠さず言います。その我慢、一円の得にもなりません。マイペースな人に察するという機能は搭載されていないので、黙っている限り、あなたは平気な人として処理され続けます。優しさで黙るのは、関係にとって不戦敗と同じなんです。

責める言葉を、お願いと予定に変換する

なんで返信くれないの、は最悪手です。責められた彼らは貝になります。
私が彼女に渡した台本はシンプルでした。返信は遅くて大丈夫、そのかわり日曜の夜だけ十五分電話する習慣にしない?という提案です。
頻度を求めるのではなく、枠をひとつだけ作る。マイペースな人は不規則な要求が苦手でも、決まった枠は律儀に守ります。
もうひとつ。ドタキャンされた時は、怒るより先に次の候補日を二つ出してもらってください。謝罪の言葉より、振替の日程。彼らの誠意はそこに表れます。
傷ついた時も同じで、あなたはいつもそうと主語を相手にすると戦争が始まる。返信がないと不安になっちゃう、と主語を自分側に置いて渡す。責められていないから、彼らはちゃんと聞けるんです。
結果、電話の習慣は三か月続き、今では彼のほうから今週は早めにかけていい?と言ってくるそうです(笑)。まさかここまで変わるとは、提案した私が一番驚きました。この伝え方がベストだと、今は確信しています。

不安の正体は、連絡の回数ではなく確証のなさ

寂しさの根っこを掘っていくと、たいてい出てくるのは、愛されている確証が欲しいという本音です。
マイペースな人は言葉が少ないぶん、愛情が行動に漏れます。前に話した好物を覚えている。体調を崩した時だけ返信が異様に速い。会う日には絶対に遅刻しない。口下手な彼の好きは、たいてい手と足で語られています。。
不安で眠れない夜は、彼がくれた小さな行動を三つ思い出してみてください。

相性がいい人の条件と、待つのをやめていいライン

自分の世界を持っている人ほど、この恋は続く

連絡の頻度で愛を測りたい人には、はっきり言って向いていません。すり減ります。
尽くすことで愛を確かめたい人、即レスこそ礼儀だと信じている人も同じで、悪気がないままお互いを消耗させてしまう。相性は優劣ではなく周波数の問題です。
噛み合うのは、仕事や趣味に夢中になれる時間を持つ人。普段はお互い放牧し合って、会う日だけ密度を上げる。そういう恋の形です。
うちのチームにもマイペース同士のカップルがいて、連絡は週二回、それでもう五年目。形は人の数だけある。
彼に合わせて予定を空けるのではなく、自分の予定で勝手に忙しくなる。これがもっとも健やかな間合い。
彼を変える努力より、自分の毎日を面白くする努力。

マイペースと不誠実は別物。ここだけは見極めて

ここからは耳の痛い話。正直なところ、この線引きだけは絶対に間違えないでほしい。
決めた枠すら平気で破る。寂しいと伝えても行動がまるで変わらない。自分の用事がある時だけ連絡してくる。
それはマイペースではなく、ただの不誠実です。性格という言葉を免罪符にする人を、待ち続ける必要はありません。
私の周りにも、三年待ってプロポーズどころか同棲の話すら出なかった子がいました。彼女が悪いわけじゃない。マイペースという四文字に、期待を預けすぎただけ。あの時もっと早く言ってあげればと、今でも少し悔やんでいます。
本物のマイペースは、歩みが遅くてもこちらへ向かって歩いてきます。

マイペースを理解できた人から、順番にモテていく

ペースを乱さない余裕が、何よりの色気になる

SNSの世界で何百という恋愛模様を横から眺めてきて、法則めいたものをひとつ見つけました。
追いかけ回す人と、自分の人生を楽しんでいる人。最後に選ばれるのは、いつも後者でした。
フォロワーが伸びる人と恋愛で大切にされる人には共通点があって、どちらも自分の世界が佇まいに滲んでいるんです。数字を追う投稿より、好きなものを楽しそうに語る投稿が伸びるのと、まったく同じ。
返信を待ちながらそわそわとスマホを握りしめる夜を、趣味や学びの時間に変えられた人は、いつのまにか追われる側に回っています。
彼のためじゃなく、自分のために予定を埋める。その横顔こそモテるんですよ。余裕は作るものではなく、満ちた生活から漏れ出るもの。偽れないからこそ、伝わるんですよね。

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この記事を書いた人

BuzzMe Lab
メンバー構成
JIN(統括プロデューサー): 元広告代理店出身。弁護士や医師など、堅い職種の「人間味」を引き出し、親しみやすいスターに変えるマエストロ。キャバクラ、マッチングアプリ、夜遊びも大好き。柔らかい職種の女性との作戦会議の時間が一番いきいきしている。

MEI(ビジュアル・SNS戦略): 元歌舞伎町No.1キャバ嬢。現在はSNSコンサル。男性心理を掌握するプロであり、女性インフルエンサーの「勝負服」から「LINEの返し方」までを監修。

その他、SNS情報交換会、勉強会を行うメンバー18名

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