美容系インフルエンサーとランチへ行った。
整った顔立ちではない。ブランドものを全身に纏っているわけでもない。ちょっと天然で、笑うと変なクセがある。でも、レストランに入った瞬間、周りの視線がざわっと彼女に集まった。給仕のスタッフが微笑みながら近づいてきて、隣のテーブルの男性もちらっと振り返る。これだ。このオーラの正体、これか…
SNSコンサルの仕事をしていると、フォロワーを爆発的に伸ばす人と、どれだけ努力しても伸び悩む人の差を目の当たりにし続けてきた。その差は、恋愛でモテるかどうかの差と驚くほど一致している。
カリスマ性のある女性と普通の女性の違い
差は顔でも性格の良さでもない
カリスマ性のある人に共通しているのは顔の良さでも愛想の良さでもない。自分に飽きていないかどうか、正直それだけだと思っている。
周りに合わせすぎて自分の意見を出すのをやめた瞬間から、その人の存在感はじわじわと薄れていく。鉛筆で書いた文字を消しゴムで消すみたいに、気づかないうちに消えていく。
カリスマ性のある女性は自分の好き嫌いがはっきりしている。苦手なものは苦手と言う。食べたいものは食べたいと言う。当たり前に見えるこの行動が、驚くほど難しい。
以前、ライフスタイル系インフルエンサーが「ある日から全部正直に言うようにしたんですよね。そしたらフォロワーも彼氏も一気に増えた(笑)」と話してくれた。冗談みたいな話だけど、これが核心をついている。
カリスマ性のある女性の特徴【外見・雰囲気編】
視線と声のリズムが違う
見た目の話から入ると、カリスマ性のある女性は目力が異質だ。
相手の目を見て話すというより、ちゃんと見ているという信号を全身で出している。話しながら他の人が気になってキョロキョロしない。スマホを触らない。これだけで、見ている側の胸のあたりにじんわりと何かが落ちてくるような感覚がある。
声のトーンも特徴的で、早口でもなく遅すぎるわけでもない。言葉を置いてくる感覚、とでも言えばいいか。発した言葉がその場にちゃんと留まる。
話し方のペースが落ち着いている人ほど、聞き手の集中力が高まる。これは実際に何人かのインフルエンサーの撮影現場に立ち会って気づいたことで、カメラの前でも雑談中でも、喋り方のリズムが変わらない人はオーラが安定していた。
笑顔と所作に余裕がある
作り笑顔と余裕の笑顔は、見ればわかる。口角が上がっているかどうかではなく、笑っている時に目の横に皺が生まれるかどうか。本当に楽しい時にしか出ない皺がちゃんとある女性は、それだけで信頼感が違う。
個人的に確信しているのは、所作のリズムが遅い人はカリスマ性があるということ。コップを置く速度、顔を上げる動き、立ち上がる時の流れ。急がない。これだけで品と存在感が一気に変わる。
テレビで見る女優やSNSで人気の女性の動画を観ると、みんなどこかゆったりしている。あれは意図してやっているのではなく、自分の時間が充実している人間が自然とそうなっているだけだと気づいた。
カリスマ性のある女性の特徴【内面・考え方編】
他人の評価で自分の気分を決めない
外見より差が出やすいのが内側の話だ。
カリスマ性のある女性は、他人の評価を自分の気分の材料にしない。褒められたらありがとうで終わる。何か言われても動揺した後の処理が早い。この処理の速さが、外から見ると軸があるという印象になる。
完璧を装う人より「今日めちゃくちゃ疲れてる…」と言える人の方がなぜか人を引きつける。鎧を着ていない人間の方が触れやすいから。これは理屈というより、体でわかることだ。
弱さを見せることを恐れない
「これ、正直よくわかんない」「今日ちょっとしんどかった」を言える女性は、圧倒的に親しまれやすい。
会話の聞き方も変わっていて、うなずくだけでなく、それってどういうこと?と掘り下げる。話し手がちゃんと聞いてくれていると感じる反応を自然にやっている。
一番わかりやすい違いは、どれだけ自分の世界を持っているか。趣味でも仕事でも夢中になれるものを持っている女性はオーラが違う。説明のしようがない輝き方をしている。これは演じて出せるものではない。
楽しかった!と言う時にちょっと前のめりになっていたり、嬉しい話をしながら頬がほんのり赤くなっていたり。そういう人の側にいると、なぜかこちらも感情が動く。自分の感情を言葉ではなく体で表現できる人間は、どこにいても目立つ。
カリスマ性がない女性がやっていること
無意識に自分を消す習慣が積み重なっている
存在感がない、印象に残らないと悩む女性の多くは、何かが欠けているのではなく、何かをやりすぎている。
相手に合わせすぎているというのが正確な表現だ。
好きな食べ物を聞かれたらなんでも大丈夫、行きたい場所を聞かれたらどこでも、意見を求められたらあなたに合わせる。これを優しさだと思っている人が多いんだけど、正直なところ、この点だけは絶対に気をつけてほしい。自分の存在感を自分で薄めている行動だから。
相手は選んでほしくて聞いているのに、選ばない。自分を出さない女性に対して、人は次第に何を考えているかわからない人という印象を持ち始める。
嫌われることへの恐怖が強すぎる場合も同じ構造だ。これを言ったら嫌われるかもという検閲が常に頭にあると、発言が丸くなりすぎる。丸すぎる言葉は印象に残らない。残らない言葉を積み重ねていくと、気づいた時には存在感そのものが薄くなっていく。
スタッフの一人が話してくれたことがある。「昔付き合ってた子、めちゃくちゃいい子だったんだけど、気づいたら好きかどうかわからなくなってた。何考えてるのか全然わかんなくて」と。悪意がどこにもない別れだった、と言っていたのが、なんとも切なかった。
恋愛でカリスマ性を発揮する具体的な方法
追われる恋愛になるメカニズム
カリスマ性のある女性が追われる恋愛をしている理由は、テクニックではない。
自分の人生が充実していて、相手に依存していないから、自然に距離感が生まれているだけ。
好きな人ができた時に返信が遅いと不安、会えない時間が怖いとなる人は、自分の中の空洞を相手で埋めようとしている状態だ。相手はそれを感覚的に察知する。自分を必要としすぎる存在を、人間は本能的に重いと感じる。
逆に、相手がいなくてもそれなりに楽しそうに生きている人には「もっと一緒にいたい」という衝動が生まれる。これは駆け引きでも作戦でもなく、単純に自分を持っている人間の方が一緒にいて楽しいという話だ。
デートとLINEでの具体的な行動
デートでカリスマ性は、喋り方より間の使い方に出る。
何かを言われた時に、すぐ反応しなくていい。一拍置いて「う〜ん」と考えてから答える。それだけで自分の言葉を選んでいる人という印象になる。
LINEも同じで、即レスが正解とは限らない。内容が薄い返信を3秒で送るより、少し時間をあけてそれ、私も思ってたとか面白いね、なんで?と一言添える方が会話の質が変わる。
自分の意見を穏やかに伝える練習も積んでほしい。私は〇〇が好き、あのお店よりこっちの方が好みかなと言える人は、それだけでキャラが立つ。ふわっと、でもはっきりと。このバランスが取れると、会話の中で存在感が際立ってくる。
連絡のペースも、相手に合わせすぎないこと。自分のリズムがある人間は、それだけで個性になる。
カリスマ性を身につける7つのステップ
今日から行動に移せること
いきなり全部変えようとしなくていい。
まず取り組むべきは、自分の好き嫌いを言語化すること。食べ物、場所、休日の過ごし方。何が好きで何が嫌いかを言葉にできる人間は、話が面白い。それだけで存在感が生まれる。
次に、沈黙を埋めなくていいという感覚を体に入れること。会話の沈黙を怖がってえ、あ、そう、でもねと埋めようとする人は多い。でも沈黙は怖いものじゃない。焦らず黙っていられる人間の方が落ち着いて見える。
褒められた時にいえいえと反射的に否定するのもやめよう。ありがとうと一言だけ言える人間に、人は惹かれる。マジでこれだけで印象が変わる。
感情は声と体で表現するもので、言葉に頼りすぎないこと。楽しかった!と言うより、ちょっと前のめりになりながら話す方が楽しさが伝わる。
所作のスピードを少し落とすこと。食事中のカトラリーの置き方、椅子の引き方、財布の出し方。急いでいる人のそばにいると落ち着かない気分になる。逆もしかりで、ゆっくり動く人のそばにいるとなぜか安心するもんだ。
夢中になれるものを一つ持つこと。趣味でも仕事でも勉強でも、夢中になっている人間は顔が変わる。演じることができない変化で、一番確実なオーラの源だと私は確信している。
最後は、人と比較するのをやめること。あの子の方が可愛い、あの人の方が話が上手い。そういう比較を一つずつ手放すだけで表情が変わる。比較している時の顔は、正直かなり暗い。それだけで損だと思う。
カリスマ性の正体
カリスマ性というと、生まれ持ったものだと思いがちだ。
でも私が確信しているのは、カリスマ性は自分を大切にしている姿を見せることでできているということ。自分の意見を持つ。自分の時間を楽しむ。褒めを受け取る。弱さを見せる。意見を穏やかに伝える。この積み重ねが、いつの間にかその人のオーラになるよ。

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