いつもニコニコしてる女性の恋愛心理と脈ありなし|怖いと言われる裏側

撮影終わりの控え室。美容系の子が、ポロッと言ったんですよね。
「笑ってると、誰も私の機嫌を聞かなくなるんです」
あの時、私は缶コーヒーを持ったまま固まりました。胸の奥にズキッときた。
彼女は画面の中でも現場でも、ずっと笑ってる。スタッフ受けも抜群。なのに恋愛の話になると、決まって自分を茶化すんです。いい人止まりなんですよね、って(笑)。

自分がそのタイプで本命になれない理由。好きな相手の笑顔が自分だけに向いているのか。あの笑顔の裏に何があるのか。どの悩みも、元は笑顔が本音を隠す壁になっているかどうか。
SNSの仕事で十年、人気インフルエンサーとその周りを見てきました。ここから先は、雑談で拾った生の話ばかり。

目次

いつもニコニコしてる女性の心理は、三つの根っこに分かれる

場の空気を守る係を、頼まれてもいないのに引き受けている

家で誰かが不機嫌だと、自分がフォローに回る。学校で揉め事が起きれば、笑ってなだめ役。そういう子が大人になると、笑顔がデフォルトになるんです。
本人に計算はゼロ。むしろ優しさの塊なんだよね。ただ、その優しさが全員に均等に配られるから、恋愛では誰にも刺さらない。
インフルエンサーの子たちと話していると、よく出てくる話があります。この係を小学生の頃からやっていた、という告白。意外と、というか驚くほど多い。ある子は、父親が怒り出す前におどけて機嫌を直させるのが日課だったと言っていました。親の機嫌を読む力、場の温度を上げる力。才能です!仕事では最強。恋愛では、同じ才能が自分に跳ね返ってくる。

怒った顔を出す練習をしてこなかった

嫌なことをされても、まず笑う。反射なんです。怒った後に相手がどんな顔をするか想像しただけで、口角が勝手に上がる。怒りは遅れて夜中に来ます。布団の中で、なんであの時笑ったんだろう…と一人反省会。
同じ部署の女性スタッフが、飲み会でぽつりと言っていました。「怒り方を知らないんじゃなくて、怒った後の空気が怖い」。正直言って、これが核心だと私は見ています。
怒れない人は、嫌われない。代わりに、深く好かれもしない。対等じゃない関係に、恋は育たないから。

笑顔が本音を隠す、手軽すぎる道具になった

悲しくても笑う。疲れていても、笑顔だけは崩さない。続けているうちに、今何を感じているのか自分でも分からなくなってくる。
仮面と言うと大げさですが、化粧を落とし忘れて寝る感覚に近い。落とすタイミングを逃して、素顔を見せる方が緊張してしまう。
根っこには、笑っている自分にしか価値がないという思い込みが座っています。笑うのをやめたら、誰もいなくなる気がする。それで止められない。
恋愛で相手が深いところへ入ろうとした瞬間、無意識にドアが閉まります。本人は開けているつもりなのに。
もちろん、ただ明るいだけの子もいる。どちらなのかは、本人にしか分からない。

恋愛でモテるのに、本命になれない矛盾

男性が笑顔に弱い理由は、安心と手柄

男性側の心理は単純です。笑ってくれる相手といると、自分を否定されない安心がある。しかも、自分が笑わせたと思えた時に手柄を感じる。この二つが重なると、人は簡単に好きになります。
人は向かい合った相手の表情を無意識に真似ます。笑顔の人の前では、自分の顔も緩む。その心地よさを、相手のおかげだと脳が勘違いする。
SNSで言えば、笑顔のサムネはクリック率が跳ね上がる。数字が毎回それを証明してくれる。だからモテる。ここまでは事実。

いいねは集まるのに、DMが来ない投稿

問題はその先。誰にでも同じ笑顔だと、男性は自分が特別だと確信できない。
いいねはたくさん付くのに、保存もDMもされない投稿と同じなんですよ。見ていて気持ちいい。でも自分のものにしたいとまでは思わない。保存される投稿には、必ずどこかに引っかかりがある。ニコニコ女性の笑顔には、その角がない。
二十四時間営業のコンビニの明かりを思い浮かべてほしい。いつも点いているから、誰も今日は明るいなと感動しない。ニコニコ女性の笑顔は、まさにあれ。本人は毎日ちゃんと点けてるのに…泣
いい人止まりの正体は、性格じゃなくて差がないこと。ここ、マジで大事!

断らないから、都合のいい女に流されていく

誘いを断らない。愚痴を聞く。会いたいと言われたら会う。全部笑顔で。
男性からすると、努力なしで手に入る安心です。手に入ったものに、人は追加で投資しない。本命は別にいて、彼女はキープ枠へ。
はぁ…書いていて胸が痛い。私が見ている子の中に、この枠を三年やっていた子がいます。私が我慢すれば丸く収まるから、が口ぐせだった。その彼は今、別の子と同棲しています。あの言葉、笑顔の人の合言葉みたいなもの。

男性向け。いつも笑顔の女性の脈ありは、笑顔以外で見抜く

私が脈あり判定を外した恥ずかしい話

うちの動画編集の男性スタッフが、撮影で一緒になったニコニコ系の子に本気になった。相談されて、私は自信満々に言い切りました。あれは脈あり、目が違う、と。
外しました(笑)。彼女は全員にあの目だった。告白の返事は、すごくいい人だと思う、の一言。定番すぎて笑えない。まさか自分が外すとは思わず、一週間くらいスタッフと目を合わせづらかったなあ。
あの失敗で学んだのが、笑顔を判定材料から外すこと。残りの行動だけを見る。

脈ありサインは、あなたの前で笑顔が減ること

逆に聞こえるでしょ。でも本当なんです。
好意のある相手の前では、疲れた顔を見せる。愚痴が出ます。返信の絵文字が減って、文章が長くなるんです。二人になった途端、テンションが一段落ちて声が低くなったら、ほぼ確定。
他にもあります。あなたの過去を具体的に聞いてくる。前に話した些細なことを覚えていたり、体の向きがあなたに固定されていたり。笑った後も、目線が数秒残るんですよね。
最大のサインが、素の表情を見せた直後に、今の顔変だった?と確認してくること。素を出した自分に照れている証拠です。
さっきのスタッフが好きだった子は、結局別の男性と付き合いました。決め手は、疲れてるでしょ、と最初に言ってくれた人だったそう。笑顔を褒めた男、全員負け!この話を聞いた時、背中がザワッとしましたね。

ニコニコ女性が心を開く男性のタイプ

彼女たちが選ぶのは、盛り上げてくれる人じゃない。盛り上げなくていいと言ってくれる人。
自分の弱音を先に出してくれる。沈黙を埋めない。笑っていない顔を見ても態度が変わらない。残らず当てはまる男性だけ、彼女の中で扱いが変わります。
反対に、面白い話で笑いを取り続ける人は、いつまでも観客席。笑わせるほど遠ざかるって、皮肉ですよね。

脈なしのサインと、絶対にやってはいけないこと

質問が返ってこない。返信が丁寧で短い。二人きりを自然に避けて、いつも誰かを混ぜる。素顔を一度も見たことがない。これが揃ったら、あの笑顔は社交です。
距離を縮めたいなら、笑わなくていい空気を作る、これに尽きる。今日なんか疲れてない?の一言。答えを急がない。無理に盛り上げなくていい。沈黙も怖がらずに。
やってはいけないのは、誰にでも笑ってるでしょ、といじること。本人が何より気にしている部分を突く言葉です。あれを口にした時点で、彼女の中であなたは、笑顔で処理される側に落ちます。

いつもニコニコしてる人は怖いと言われる裏側

怖いの半分は嫉妬、もう半分は不信

女性スタッフとの雑談で出た本音があります。ニコニコしてる子って、ぶっちゃけ少し怖い。理由を聞くと半々でした。自分より好かれているのが悔しい。何を考えているか分からない。
男性からも似た声が出る。付き合っているのに本心が読めない。機嫌が悪いところを見たことがない。それが逆に不安なんだって。
怖いと言われる人は、悪いことをしているわけじゃない。感情の出口が一つしかないから、周りが読めないだけ。本人にこの話をしたら、怖いって言われるのがいちばんつらい、と泣きそうな顔をしていました。

作り笑いと本当の笑顔は、消え方で見分ける

サムネ選びで、何千枚もの笑顔を見比べてきました。その立場から言うと、口元では区別がつきません。見るべきは目の下と、消え方。
本当の笑顔は頬が持ち上がって、目の下がふっくら盛り上がる。作り笑いは口だけが動いて、目は開いたまま。
消え方はもっと分かりやすい。本物はゆっくり余韻を残して戻る。作りものは、スイッチを切ったみたいに一瞬で消える。撮影チームでは、笑顔の写真を選ぶ時に毎回動画の前後も見ます。止まった一枚より、動きの中の消え方の方が嘘をつけないから。
写真の話に聞こえるかもしれないけれど、目の前の相手でも同じ。会話の切れ目に横顔を見ると一発です。三秒だけ、口じゃなく目を見る。

静かに満ちる我慢は、溢れる音がしない

一番怖いのは、本人にも溜まっているのが見えないこと。浴槽に少しずつ水が満ちていくのと同じで、溢れる瞬間まで音がしない。
担当している子の一人が、三年付き合った彼と突然別れました。彼氏は理由が分からず混乱。本人に聞いたら、「限界って一度も言ったことがなかったから」。
言わなかったんじゃない。言えなかった。この差、外からは見えない。笑顔の人が去る時は静かです。荷物をまとめる音すら立てない。
恋愛でのリスクはここに集まります。急な別れ。パートナーが不調に気づけない。そして、笑顔で受け入れる姿勢を都合よく使う相手に捕まりやすい。支配的な人ほど、怒らない女性を選びます。正直なところ、この点だけは絶対に気をつけてほしい。

ニコニコ女性が本命になるために、笑顔を捨てなくていい

笑顔に温度差をつける

やめる必要はゼロ。というか武器です。変えるのは配り方。
笑顔の数を減らすんじゃない。作らない顔を見せる相手を、ひとりだけ決める。眠そうな顔、むくれた顔、無言の時間。それを見せられる相手が本命なんだと、周りも本人も分かる。
温度差をつけるのは、相手を落とす小技というより、自分の感情に正直になる練習。私はこれが最短ルートだと確信しています。

小さなNOと、小さな弱音から

いきなり怒るのは無理。だからまず、気乗りしない誘いを一回だけ断る。今日はやめとく、で十分。それも怖いなら、レジでポイントカードを勧められた時。いえ結構です、と言うところから。
それから、嬉しい以外の感情を一日一回だけ口に出す。ちょっとムカついた。地味に寂しかった。語彙が増えると、笑顔じゃない表情が、向こうから戻ってきます。
冒頭の彼女は、これを半年続けた。今は仕事でも恋愛でも、機嫌悪いね、と言われることが増えたそう。嬉しそうに報告してきました。

(いや、それ喜ぶことなの?と思ったけど、笑)

彼女にとっては、機嫌を聞いてもらえる関係が初めてだったんですよね。

自分に当てはまるかの確かめ方

最後に、一人でできる確認だけ。最近、誰かの前で不機嫌な顔をしただろうか。疲れたと口に出した記憶。断ったあとも関係が続いた経験があるかどうか。
どれも思い出せないなら、笑顔が壁になり始めているサインです。周りにいる人は、その子の笑顔を褒めるより、今日どうだった、と聞いてあげてほしい。
笑顔は入口。奥の部屋に誰かを通した時、恋愛はやっと始まります。

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