男性は好きな人の前であくびする?心理と脈あり脈なしの見分け方

突然、目の前で彼が、ふわぁっと大きな口を開けた。
その瞬間、胸の奥がキュッと縮む。
え、私といてつまらない……?
帰りの電車でスマホを握りしめたまま、あの一秒を何度も巻き戻す夜。

インフルエンサーのSNS運用チームを率いる仕事柄、恋愛系の子やスタッフとの雑談が異様に多い。
あくびの話題は、もう数えきれないほど聞いてきた。
見えてきたのは、あくびをした男性の頭の中が想像よりずっと不器用だという事実。
しかも、あの数秒をどう受け止めるかで、その後モテるかどうかまで変わってくる。

目次

男性は好きな人の前であくびをする。これは本当だった

緊張が限界を超えると、体があくびで自分を立て直す

脳は緊張が高まりすぎると、覚醒の度合いを自分で調整しようとする。
あくびはそのスイッチだ。
深く息を吸い込んで脳の温度を下げ、暴走しかけた神経を落ち着かせる。
試合直前のアスリートや、飛び降りる寸前のスカイダイバー。
彼らが大あくびをする映像、見たことがある人も多いはず。
気になる相手の前で固まっている男性の体も、まったく同じ動きをしている。
眠いわけでも、飽きたわけでもない。
気持ちが振り切れているサインなんだよね。
ちなみに、この緊張あくびは会ってすぐや会話が途切れた直後に出やすい。
盛り上がっている最中には、ほぼ出ない。

メンズ美容系で活動しているリョウが、撮影の合間にぽろっとこぼした言葉が、今も頭から離れない。
気合いを入れて会う日ほど、待ち合わせ場所に着いた頃からあくびが止まらないらしい。
何とも思っていない子の前では一度も出ないのに、だそう。
女性慣れしていそうな男でさえ、本命の前ではこうなる。

気を許した相手の前でだけ出る、安心のあくび

もう一つは真逆の理由。
副交感神経が優位になって、体が「ここなら休んでいい」と判断したときに出る。
人は警戒している相手の前では眠くならない。
慣れないホテルで寝つけないのと同じ理屈です。
隣にいる彼が無防備にあくびをしたなら。
あなたの隣は、彼にとって力を抜ける場所になっている。
私はこの安心あくびこそ、告白前に出る最も強いサインだと確信している。
緊張あくびより、こっちのほうが本気度は上!

退屈のあくびも存在する。ここは正面から書く

すべてを脈ありに変換してしまう記事が多いけれど、退屈からくるあくびも当然ある。
見分けるコツは、あくびをした後に何もしないこと。
謝らない、隠さない、話題に戻らない。
視線がスマホに落ちて、会話のボールが返ってこない。
この静けさは、一度経験すると空気の重さでわかる。
見た目の違いもある。
私の観察では、緊張のあくびは短くて浅く、目が潤まない。
退屈や眠気のあくびは長くて深く、涙がにじんで、伸びまでついてくる。
目元を見るだけで、かなりの確率で見抜けるんです。

脈ありか脈なしかは、あくびの直後三秒で決まる

照れる、謝る、理由を話す

好意のある相手の前でやらかすと、人は必ず気まずくなる。
慌てて口元を隠す。
目をそらして、眠いわけじゃなくてと小声で弁明する。
昨日楽しみで寝られなくて、なんて言葉が出てきたら、それはもう半分告白です(笑)
友達の前なら、わざわざ言い訳なんてしない。
取り繕うのは、あなたにどう思われるかを気にしている証拠。
あくびそのものより、その後の三秒をじっと見てほしい。

つま先の向きと、質問の数

あくびの後、彼のつま先がまだあなたに向いているか確かめて。
質問が途切れずに続くなら合格。
時計やスマホに視線が逃げないなら、なお良し。
つま先と質問と視線、この三つが残っているなら、あくびはただのノイズにすぎない。

恋愛系インフルエンサーのミサキが、少し前に苦い経験を教えてくれた。
気になる男性との食事中、彼があくびをした直後に「そろそろ出よっか」と言われたそうで。
彼女はその一言で答えを察したという。
あくびが問題だったんじゃない。
あくびの後に会話を畳んだことが答えだった。
裏を返せば、あくびの後も質問が続く男性は、眠気に勝ってまであなたとの時間を選んでいる。
その健気さ、マジでちょっと可愛い。

場面ごとに意味が変わるあくび

初デートのあくびは、緊張のしるしだと思っていい

初回は緊張が最高潮に達する。
男性は初デートの前に髪型を何度も直し、店を四つ調べ、昼から何も手につかない。
前の晩は、まず眠りが浅い。
緊張あくびと寝不足あくびの合わせ技が、格段に出やすい日なんです。
その反動が、席についた途端にあくびとして出る。
初デートで盛大なあくびをされて脈なしと決めつけるのは、もったいなさすぎる。
それより、そのデートに彼が体力と気持ちを注ぎ込んできた痕跡として受け取るのが正しい。

食後、映画館、車の中のあくびは体のせい

ランチの後は血糖値が上がって眠くなる。
暗い映画館では、脳が夜だと勘違いしがち。
長いドライブは車内の空気がこもって、頭がぼんやりしてくる。
こうした場面のあくびは、彼の気持ちではなく環境の話。
そこでつまらないのと聞くのは、傘を差した人に私が嫌いなのと詰め寄るのと同じ。
ずれているし、彼は困るだけ。

彼氏がデート中に何度もあくびをするとき

付き合っている相手だと、読み方が少し違ってくる。
気を許しきって隠さなくなっただけの場合もあるし、単純に仕事で消耗している場合もある。
ただ、こちらが話している最中に口も隠さず連発されるのは、やっぱり少し寂しい。
ムッとして黙り込みたくなる気持ち、痛いほどわかる。
それでも私なら、責める前に「今日疲れてる?無理させてない?」と先に気遣う。
この余裕を見せた瞬間、男性は自分の態度を恥じるんですよ。
しつこく指摘するより、このひと言のほうが何倍も効く。
モテる女性は、彼を叱らずに彼自身に気づかせる。
ついでに言うと、私は三回目までは体調、四回目からは態度、と勝手に線を引いている。

電話やLINE通話であくびが聞こえたとき

声だけの通話であくびが混じったら、まず時間をチェック。
深夜なら眠くて当たり前。
なのに切らずに話し続けているなら、彼は眠気より会話を選んでいる。
眠いなら切ろうかと聞いて、まだ大丈夫と返ってくるやりとり。
これはもう、好意以外の何ものでもない。
眠気で語尾がとろけていく声を可愛いと思えたら、その恋はもう勝ちです。
深夜二時、眠気をこらえた声のまだ話したい、で恋に落ちた女性スタッフもいる。
通話中のあくびで冷めた恋を、私は一つも聞いたことがない。

好きな人のあくびがうつるのは脈あり?

心の距離が近い相手ほど、あくびは伝染する

あくびの伝染は、共感の働きと結びついている。
家族や親友からはうつりやすく、見知らぬ人からはうつりにくい、という研究結果もある。
意外と知られていないけれど、この伝染は四歳頃まではほとんど起きない。
共感する力が育つのと一緒に、増えていくんだ。
相手の表情を、無意識に自分の体でなぞってしまう仕組み。
彼があなたのあくびを追いかけたなら、彼の注意は確実にあなたへ向いている。
反対にあなたが彼のあくびにつられたときも、あなたの心がそれだけ彼に寄っているということ。
片想い中に彼のあくびがうつって、ドキッとした経験。
あれは体が先に白状していたりする。

試すなら、遊び感覚でこっそりと

ミサキがロケの待ち時間に、気になっていたカメラマンさんへわざとあくびをしてみた話がある。
三秒後、相手が口を押さえた!
まさか本当にうつるとは。
その日の彼女は、控室でぴょんぴょん跳ねていました(笑)
私が同じことを試した日は見事にうつらなくて、帰ってふて寝しました(泣)
ただし、正直なところ、この点だけは絶対に気をつけてほしい。
そもそもあくびがうつりにくい体質の人が一定数いる。
うつらなかったからといって落ち込むのは早すぎる。
あくまで、おまけの判定材料にとどめておく。
決め手は変わらず、直後の三秒と質問の数。

自分が好きな人の前であくびしてしまったとき

相手はほとんど覚えていない、という救い

これは私自身の恥ずかしい話。
昔、好きだった人とのご飯の最中に特大のあくびが出て、帰り道に「終わった……」とうなだれた。
(ここで謝らなきゃ嫌われる、と本気で信じていた)
翌朝、謝罪のLINEを長文で送ったら、返ってきたのは「え、あくびしてた?」の一文。
穴があったら入りたいとはこのこと(泣)
人は自分のあくびを、実際の百倍の大きさで記憶している。
自分では長く感じた口の動きも、相手の視界では一瞬。
あの時の私に、そう教えてあげたかった。

その場のフォローと、翌日のLINE

出てしまったその場で、素直に認めるのが最強。
男性なら、緊張すると出ちゃうんだよね、ダサいけど、と照れながら言う。
このセリフ、実は好意の間接告白になっていて、女性側はかなりきゅんとする。
女性なら、楽しみすぎて昨日眠れなくて、これだけで十分。
謝っているようで、会えるのを待っていたと伝えている。
男性は女性のあくびを、退屈ではなく無防備さとして受け取る。
むしろ心を開いてもらえたと喜ぶ人さえいるほど。
リョウは、隣であくびをされた日のことを今でも嬉しそうに話す。
どちらの場合も、謝罪を重ねすぎないこと。
翌日は、昨日あくびしちゃってごめんね、楽しかったのに、くらいの軽さがちょうどいい。
私みたいに長文で謝ると、相手が引きます(笑)

あくびを止める即効ワザ

出そうになったら、鼻からゆっくり息を吸って、口を閉じたまま奥歯を軽く噛む。
冷たい飲み物をひと口。
背筋を伸ばして、視線を少し上げる。
うちの編集担当のユウタは、デート前にミントのガムを噛むようにしたそう。
それだけで激減したと笑っていた。
前日の睡眠は削らないで。
緊張で寝つきが悪くなるのは仕方ないけれど、横になる時間だけは確保したい。
この準備だけで、当日のあくびは驚くほど減る。

あくびに動揺しない人が、結局モテる

眠いのって聞けるだけで、距離は一気に縮まる

あくびに一喜一憂しない女性を、男性は安心できる相手だと認識する。
眠い?無理しないでね、と笑って言える女性は強い。
彼は自分の緊張ごと受け止めてもらえた気になる。
逆に不機嫌になったり、口数を減らしたり、つまんないのと問い詰めたり。
これは彼を値踏みする行為で、彼の緊張を倍にしてしまうだけ。
眠いのと軽く聞けること自体が、どんな駆け引きよりモテる方法だと言い切っていい。
その余裕は、努力より先に相手へ伝わる。
人は、自分を試してこない相手のそばで、誰よりも自分らしくいられる。
リョウもミサキも、口をそろえて同じことを話していた。
あくびを軽く流してくれた相手のことは、なぜかずっと忘れられないんだって。

あくびを、次に会う口実に変える

彼のあくびが目立った日は、帰り際にこう伝えてみて。
今日ちょっと眠そうだったから、次は早めの時間にしよ。
とがめていないし、心配しているし、次の約束が自然に生まれる。
うちのアヤはこの言い方で三回目のデートを取りつけて、今はその人と同棲中です。
あくびを弱点としてつつくか、次につながる橋にするか。
差がつくのは、まさにここなんです。

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