わざと?脈あり?手が触れる男性心理・女性心理|職場でモテる触れ方

朝の給湯室で、若手の女性スタッフがマグカップを持ったまま固まっていた。
お湯はまだ注がれていない。
どうしたのと聞いたら、前の日に営業部の男性へ書類を渡したらしい。
そのとき、指と指が一瞬だけ重なった。
それだけなのに、ドキドキ。

笑ったけれど、気持ちは痛いほど分かる。
SNSコンサルの仕事で、恋愛系インフルエンサーに届くDMや質問箱を何百通と読んできましたが、この相談だけは、季節を問わず届くんですよね。
書類を渡したとき。ペンを返したとき。飲み会でグラスを受け取ったとき。
場面は違っても、聞きたいことは全員同じ。
あれはわざとなのか。相手はどう思ったのか。そして、自分は恋愛対象に入っているのか。
私は恋が動く直前の合図だと、これはもう言い切ります。

目次

物の受け渡しで手が触れた瞬間、男性の頭の中で起きていること

男性側の心理は、私が聞き集めた範囲だと三種類に分かれます。
気づいていない。気づいたけれど流した。気づいて、ドキッとした。
悲しいお知らせから先に言うと、気づいていない男性が圧倒的に多い。
指が触れた事実より、書類の中身や次の会議のことで頭がいっぱいなんだよね。
ただ、残りの二種類には明確な差が出る。
それが、触れた直後の視線です。

わざとか偶然かは、触れた後の半秒で分かる

偶然なら、男性の目は物に向きます。書類、ペン、グラス。
落とさなかったかな、という確認の動きですね。
意識している男性は、物ではなく顔を見る。しかも一瞬遅れて。
見ていいのかな…いや、見ようという迷いの半秒。
それがそのまま、視線のタイムラグになって出るんです。
渡し方にもクセが出る。
書類の端をつまんで渡す人は、相手の指が当たる場所を空けています。
真ん中を握って差し出す人は、触れる余地を残している。
本人に自覚があるかは別として、二回目以降も真ん中持ちなら確信犯。
私はそう決めつけて話を進めます(笑)。
一回は偶然。二回で気になる。三回目は、もう偶然という言葉を使わなくていい!

謝る男性と何も言わない男性、脈があるのはどっち

質問箱で最多だったのが、この二択でした。
答えは、どちらにも脈はあるし、どちらにも脈はない。
見るのは言葉じゃなく、タイミングです。
偶然で何も思っていない男性の謝りは早い。反射で出る「あ、すみません」。
意識した男性は謝りが遅れるか、妙に明るくなる。声が半音上がる、あの感じ。
何も言わない男性は二種類いて、気づいていないか、気づいたのに言えなかったか。
見分けるなら、次の日を待ってください。
用もないのに話しかけてくる。あるいはその逆で、目が合った瞬間に逸らす。
どちらも意識した側の動きだから。
いつも通りなら、彼の中であの接触は起きていません。

美容系インフルエンサーの子が雑談で教えてくれた話が、まさにこれで。
撮影スタッフの男性からレフ板を受け取ったとき、指が当たって、彼は無言。
(あ、無かったことにされた…泣)と落ち込んだ翌日。
その男性が急に、差し入れのコーヒーを持ってきたんだって。
本人いわく、その場でじわっと赤くなるほど分かりやすかった、と。
無言は、無関心の証拠じゃない!

検索している時点で、あなたはもう意識している

自意識過剰なだけかも、と怖くなっているならひとつだけ。
検索した時点で、あなたの中ではもう始まっています。
相手がどうかは、まだ分からない。でも、分からないまま一晩考えた事実は消えない。
勘違いだったら恥ずかしい?
恥ずかしいのは、誰にも言っていない今のうちだけ。
この段階の揺れこそ、恋の入口で最も美味しい時間だと、私は断言します。
どう動くかは、このあと決めればいい。

手が触れてしまった男性へ。女性は本当に引いているのか

指が当たってしまった側の話に移ります。
実は男性からのDMも少なくなくて、内容はほぼ一緒です。
嫌がられたかもしれない。気持ち悪いと思われたかもしれない。明日どんな顔で会えばいいのか。
触れた瞬間に背中がヒヤッとした、という文面まであった。
はぁ…と、読んでいるこちらまでため息が出るくらい真面目な言葉が並ぶ。
最初にはっきりさせておくと、女性は一度の偶然で引きません。
引くのは、触れ方と、その後の振る舞いに対してだけ。

女性が嫌悪と照れを分けて出す反応

嫌悪は、手を引く速さと、その後の距離に出ます。
引くのが速く、次に会うとき一歩分遠い。会話が業務連絡だけになる。目を見ない。
この三つが揃ったら、残念ながら今回は良くない意味で記憶されている。
照れは違う。
手は引くけれど、視線が一瞬泳いで、そのあとに笑う。あるいは、いつもより喋る。
無関心は、何も変わらないこと。
好意があるときは、引く動作がワンテンポ遅れます。
触れた場所を見て、それから顔を見て、何か言う。

撮影現場で聞いた話です。
あるモデルの子が、気になる男性スタッフと衣装をやり取りしていた。
指が当たった瞬間、わざと一秒だけ動きを止めたと言っていました。
気づいて…お願い、気づいてと念じながら(笑)。
女性側も、待っているんですよ。

謝りすぎると、空気が固まる

これだけは、絶対に守ってほしい。
謝りすぎる男性は、鍋の火を弱めるつもりで消してしまう人に似ています。
「あ、ごめん」。それで終わりでいい。
本当にすみません、わざとじゃなくて、と続けたらどうなるか。
女性の頭に、この人は触れたことを大事件だと思っている、という情報が入ります。
そうなると、こちらまで大げさに受け止めなきゃいけなくなるんですよね。
軽く受け止めてくれる人のそばは、居心地がいい。それだけの話。
明くる日は普段どおりに挨拶して、何食わぬ顔で雑談する。
その落ち着きを見て、女性は安心して距離を詰めます。

職場のボディタッチは、相手に逃げ道があるかで決まる

職場で気をつける線は、触れたかどうかじゃなく、相手が避けられたかどうか。
書類の受け渡しで指が当たるのは、避けようがないから誰も責めません。
ところが、上司が部下に、逃げ場のない会議室の隅で、繰り返し。
これは触れた長さが一秒未満でも、線を越えています。
立場が上なら、なおさら。相手はノーと言えない前提で受け止めてください。
逆に、同じ立場で、開けた場所で、一度きりなら、深刻に考えなくていい。
恋愛に持ち込みたいなら、接触の回数ではなく会話の回数を増やす。
順番を間違えた瞬間に、モテるどころか警戒対象になります。

職場、バイト、接客で、同じ接触の意味が変わる

給湯室のスタッフに、私はまず場所を聞きました。
どこで触れたかで、偶然の割合がまるで違うから。
うちのチームの感覚値でしかないけれど、職場は偶然が七割、バイト先は八割、レジは九割以上。
数字を見て落ち込まないでほしい。残りの割合の見抜き方が、ここからです。

職場は偶然が多い。ただし、用のない受け渡しは別

会社では、書類も印鑑もペンも、一日に何度も行き来する。
接触そのものより、その受け渡しが必要だったかを見てください。
メールで済む資料を、わざわざ席まで持ってくる。
共有のペンを、なぜか自分にだけ手渡しで返す。
不要な受け渡しが増えていたら、接触は結果であって目的じゃない。
彼はあなたの席に来る口実を探しています。
私が横で見てきた社内恋愛の始まりは、意外とこのパターンが多かった。
触れたかどうかで盛り上がっている本人たちより、周りの方が先に気づいている。あるあるです。

バイト先の距離は、近すぎて誤読しやすい

飲食やアパレルのバイトは、動線が狭い。
キッチンとホールの入れ違い、レジ交代、トレーの受け渡し。
満員の温泉みたいなもので、触れて当たり前の場所。
ここで見るのは、触れなくて済む場面で触れるかどうか。
トレーを両手で持てば当たらないのに、片手で渡してくる。
レジ交代のとき、誰も見ていない一秒で、指先だけ残す。
突然その一秒が増えたら、そこに意思があります。
反対に、忙しい時間帯の接触は全部ノーカウントで。
ピーク中の彼は、あなたの指のことなど一ミリも考えていない(泣)。

レジやお釣りで触れるのはほぼ偶然。それでも例外がある

お釣りや商品の受け渡しで指が当たるのは、駅の改札でカードをタッチするのと同じ動作。
誰も何も感じないのが基本です。
それでも例外が三つ。
毎回同じレジに並ぶ。両手で受け渡す店なのに、手を添える時間が長い。会計後の会話が伸びる。

常連の男性と結婚したカフェ店員の子から聞いた話。
彼はお釣りのとき、絶対に指を触れさせなかったそうです。
触れるどころか、トレーに置く。
それがかえって気になって、ある日あえて手渡ししてみた。
彼がビクッとした顔をして、そこから会話が始まったんだとか。
触れないことがアプローチになる場合もある。
まさかそんな展開になるとは。聞いた私の方が拍子抜けするほどでした。

モテる人は、物の受け渡しをどう使っているのか

次は、攻める側の話。
インフルエンサーの撮影現場で、誰が誰と仲良くなるかを何年も横で眺めてきました。
そこでひとつ気づいたことがある。
モテる人は触れ方が上手いんじゃない。触れた後が上手い。
現場で一番モテていたカメラマンは、レンズを受け取るときに指が当たっても平気な顔。
目線をモニターから外さなかった。
触れたことに気づいていないふりが、あまりに自然で。
あとで聞いたら、めちゃくちゃ気づいていた(笑)。
触れること自体は誰でもできる。
その後の三秒を平然と流せる人だけが、相手の記憶に良い形で残ります。

自然に手が触れるのは、書類とペンと飲み物

狙って触れるなら、触れる理由が用意されている物を選ぶ。
書類は真ん中を持って差し出す。ペンは軸の下側を持って、相手が上をつまむ形で渡す。
飲み物は、相手が持っているペットボトルやグラスを、下から支えるように受け取る。
この受け取り方、触れないことも多いんです。
それでも、触れそうな距離に一度入る。
その距離の記憶が残れば、もう十分。
スマホの画面を見せながら渡すのも、顔が近づくので効きます。
私はこの中で、飲み物の受け取りが最も自然だと確信しています。
相手が自分から差し出している物だから、こちらの動きが不自然にならない。

一瞬、軽く、そのあと普通に

コツはこの三つだけ。
一瞬。二秒以上は握手になります。
軽く。指先の重さだけで、力は入れない。
そのあと普通に。何事もなかった顔で会話を続ける。
ここが全部です。相手が気づいたかどうかを確かめようと顔を覗いた瞬間、意図が透けます。
見ない。話す。笑う。
日を改めて、接触とは関係ない話題で声をかける。
手が触れた記憶は、コートのポケットに残った去年のレシートに似ています。
忘れた頃に、ひょっこり出てくる。
そのひょっこりが来たとき、あなたが感じのいい人であることが、何よりの武器になる。

絶対にやってはいけない触れ方

長い、繰り返す、反応を見ない。
三つとも当てはまった時点で、どんなにイケてる人でも一発で警戒されます。
荷物を渡すふりをして手を握る。酔った勢いで指を絡める。
質問箱に届いた実例です。
飲み会で毎回、グラスを受け取るときに手を包んでくる先輩がいた。
女性側は三回目で、同期全員に共有していました。
本人は脈ありだと信じていたはず。全員に知られているなんて、思いもしなかったでしょう。
そわそわして触れる回数が増える人ほど、周りには丸見えなんです。
触れたい気持ちは、一回で使い切る。
二回目は、相手から触れてくるまで待つ。
その待てる余裕こそが、モテる人の正体です。

手が触れた後の一言で、恋は動く

給湯室で固まっていたスタッフの、その後。
彼女は翌朝、営業部の彼に「昨日の資料、助かりました」とだけ声をかけた。
指のことには一切触れず。
彼は、ああ、と言ったあとに、次の資料も自分が持っていきますと返したらしい。
メールで済む資料を、です。
ここまで読んだあなたなら、この意味は分かりますよね。

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