得意料理を聞いてくる男性心理|脈ありサインと返し方例文

「得意料理ってなに?」
デートの終盤、コーヒーが冷めかけたころに落ちてきた一言。その場ではにこっと笑って、パスタかなあ、なんて返した。なのに帰りの電車で、窓に映る自分の顔を見ながら頭の中がぐるぐるし始める。
あれって、どういう意味だったんだろう。

SNSアカウントの運用を仕事にしていると、、この質問にまつわる相談は本当に多い。脈ありなの?というものもあれば、料理できない私は詰んでますか?という悲鳴に近いものもある。
実は、この質問には正解の答え方が存在するんだ。

目次

男性が得意料理を聞く理由は、7つに分かれる

一括りに下心と決めつけるのは、正直もったいない。運用チームで男性ユーザーのコメント傾向をずっと追いかけてきた実感として、この質問の動機はきれいに枝分かれする。

①話題が尽きて、食べ物に逃げた

いちばん多いのがこれ。会話が途切れそうになったとき、天気か食べ物に逃げるのは万国共通の生存本能みたいなもの。深い意味なんてない。
ある美容系インフルエンサーが笑いながら言っていた。あの質問された数を数えたら人生で四十回超えてた、と。彼女いわく、四十回中三十五回はただの雑談だったらしい(笑)。

②あなたの生活の解像度を上げたい

好きな人ができると、その人の平日の夜が知りたくなる。何時に帰って、何を食べて、どんな部屋で暮らしているのか。料理の話題は、その扉をノックしやすいノブなんだよね。
つまり関心の矛先はレシピじゃない。あなたの日常そのもの。

③デートに誘うための助走

和食が得意と答えたら、じゃあ今度いい和食の店あるから行かない?という流れを作りたい。誘い文句の伏線として置かれた質問。この場合、質問と誘いの間隔がやたら短いのですぐわかる。

④家庭的かどうかを、無意識に測っている

ここから空気が変わる。本人に悪気はない。ただ、育った家庭で見てきた光景を、そのまま基準として持ち込んでいるだけ。
悪気がないぶん、厄介さもある。

⑤結婚後の役割分担を先読みしている

婚活の場で出るこの質問は、さらに具体的。将来の生活シミュレーションの一部として聞かれている。
私はこの層をいちばん警戒したほうがいいと考えている。

⑥自分が料理好きで、単純に語りたい

近ごろ自炊にハマった男性は、とにかく誰かに話したい。低温調理器を買った男の九割は、その話を誰かにしたくてうずうずしている。この場合、あなたの答えを聞き終わる前に自分の話を始めるので判別は簡単。

⑦作ってもらいたい、という下心

存在する。ゼロではない。ただ、ここを最初に疑う癖がついてしまうと、②や③の相手まで取りこぼす。もったいないでしょ。

脈ありかどうかは、答えた後の三十秒で決まる

質問の内容をいくら分析しても答えは出ない。見るべきは、あなたが答えた直後の相手の反応。

質問が枝分かれして続くか

パスタ、と答えたときに、へえ、と流れて終わるのか。それともソースは何系?誰かに教わったの?と枝が伸びるのか。
関心があなたに向いていれば、質問は必ず分岐する。分岐しない相手は、話題を消費しただけ。

自分の話を返してくるか

俺は全然だめでさ、この前カレーを焦がして換気扇が悲鳴あげた、みたいな自己開示が返ってくるか。会話の対等性がここでわかる。
聞くだけ聞いて自分の情報を一切出さない人は、面接官の椅子に座っている。

一週間以内に誘いが来るか

冷たい言い方をすると、脈ありの判定材料としてはこれが最強。心理を読み解くより早い。誘われたら脈あり。

品定めされている気がした

好意と審査は、同じ人の中に同居する

あなたを好きだという気持ちと、条件を満たしているか確認したい気持ち。この二つは矛盾なく共存してしまう。だから話がややこしくなるんだよね。
優しいし面白いし気が合う。なのに時々ヒヤッとする瞬間がある。その違和感は、相手の中の審査モードを正確に検知した結果。センサーは壊れていない。

機能で選ばれた関係は、機能で終わる

料理ができるから、家庭的だから、若いから。そういう条件で選ばれた場合、条件を上回る人が現れた瞬間に立場が揺らぐ。あるいは、条件を維持し続けることに疲れ果てる。
以前、フォロワー数万の女性が打ち上げの席でぽつりとこぼしていた。付き合ってた人の前で、ずっと料理上手な自分を演じてたって。三年やって、はぁ…もう限界、って自分から別れたそう。彼女は今、堂々と外食派を名乗っている。
選ばれる努力より、選ばれ方を見極める目。恋愛で本当に効くのは後者だと思っている。

シーン別、そのまま使える返し方

ここから実践。
ゴールは正解を言うことじゃない。相手に次のパスを出させること。

マッチングアプリのメッセージなら

文字数が少ないぶん、答えと逆質問をセットで置くのが早い。
「得意っていうか、生姜焼きだけは無限に作ってます!◯◯さんは自炊する派ですか?」
「実はほぼ作らないんですけど、食べる方は相当自信あります(笑)おすすめのお店とかあります?」
自炊するかを聞き返すと、勝手に語り出すタイプし、言葉が濁るタイプ、ここで一次選別ができてしまう。

LINEなら

温度感を少し上げて、生活が見える単語を混ぜる。
「昨日も作った肉じゃがが一応の看板メニューです。ただ味見しすぎて完成前に半分減る」
「料理は壊滅的…でも土鍋でごはんだけは炊けるようになりました。謎の特化型」
できないことを白状するとき、代わりにできる小さなことを一つ添える。これだけで印象が真逆になる。

対面なら

対面は表情が乗るので、短くていい。
「唐揚げです。譲れない」
「めちゃくちゃ聞かれるんですけど、正直ないんですよね。何ならいいと思います?」
最後の返しは強い。相手の理想像がその場で剥き出しになる。彼女に作ってほしいなあ、と即答した人と、いや別に何でも、と笑った人。半年後に関係が続いていた確率は、私が見てきた範囲で明確に差が出た。

料理が苦手な人ほど、正面から言い切ったほうがいい

作れませんと言ったら嫌われる、という前提を捨てるところから始めたい。

できない、で終わらせず一歩だけ進む

作れません、で会話を切ると相手は次の言葉に困る。困らせた側が損をする。
作れないけど、食べ歩きは異常に詳しい。作れないけど、コーヒーだけは豆から挽く。何かひとつ、あなたが熱を持って喋れるものに橋を架ける。これで会話は勝手に転がる。

食べる専門を、堂々と名乗る

おいしいものを見つける力は、作る力と同じくらい人を幸せにする。ここを卑下する必要はどこにもない。
料理上手を演じるより、あの店を知っている人になるほうが、正直モテる。私はこれを何度も見てきた。

やらかしがちな答え方

謙遜のしすぎは、相手に励ます役目を押しつける行為。全然だめで、ほんと何もできなくて、と続くと空気が沈む。
逆に盛りすぎるのもきつい。何でも作れます!と宣言した先には、じゃあ今度作ってよ、が待っている。その日、あなたはYouTubeを見ながら台所で震えることになる(泣)
そっけなさすぎるのも損。特にないです、で終わると、相手は嫌われたのかなと受け取る。あなたにその意図がなくても。

盛った答えは、いつか必ず回収を迫られる

嘘の何が怖いって、バレることじゃない。バレないように維持し続ける日々のほうが、はるかに削られる。
好かれるために作った自分を、この先ずっとメンテナンスできるのか。無理でしょ、たぶん。
料理ができない自分のまま好かれた関係は、何も守らなくていいから続くんだよ。

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