あなたって、まっすぐだよね。
そう言われて、胸がチクッとした経験はありませんか。
撮影の合間、あるインフルエンサーの子がぽつりとこぼした一言が忘れられない。まっすぐって褒め言葉のはずなのに、遠回しに重いって言われてる気がするんですよね、って。その横顔がちょっと寂しそうで、あぁこの子もそうか、と思わず見入ってしまった。
まっすぐな性格は、恋愛で得なのか損なのか。
まっすぐな人ってどういう人?恋愛でのまっすぐさの正体
素直・一途・正直との、ちょっとした違い
似た言葉が多くて、つい混ざる。
素直は、人の好意や言葉を疑わずに受け取れること。一途は、一人をずっと想い続けること。正直は、嘘をつかないこと。まっすぐは、この三つが少しずつ重なった真ん中にいる。
自分の気持ちに正直で、それを曲げずに相手へ向ける。だから好きな人の前だと、不器用なくらい一直線になるわけです。器用に隠せない、そもそも。
まっすぐな人がついやってしまう行動のクセ
気になる人ができると、連絡の頻度が急に上がる。
会話中、相手の目を見つめすぎて、相手のほうがそわそわしはじめる。駆け引きの空気を察しても、あえて乗らない。というより、乗れない。
以前、チームの女性スタッフが言ってた。まっすぐな男の人って、好きって言うタイミングが早すぎて逆に信じられなくなるんですよ、って。笑ってたけど、あれはたぶん本音。
まっすぐな人の恋愛あるある
好きになると一直線
一度火がつくと、ほかの選択肢が視界から消える。
複数の相手を天秤にかける、なんて器用な真似ができない。良く言えば誠実、正直に言えば融通がきかない。
このタイプ、告白までがとにかく速い。相手の気持ちがまだ固まってないうちに、想いがあふれて先に言ってしまう。いつもフライング気味なんだよね。
駆け引きが苦手で、本音がダダ漏れ
既読をわざと遅らせる。忙しいふりで相手の反応をうかがう。そういう恋の常套手段が、まるでできない。
好きな人からの連絡には秒で返すし、会いたいと思えばそのまま送る。隠すという発想が、そもそも搭載されてない(笑)。
嘘やごまかしにも弱い。相手が明らかにごまかしたとき、気づかないふりができず、モヤモヤが顔に出る。ポーカーフェイスとは、生涯無縁。
まっすぐな人がモテる理由
なんだ、不器用なだけじゃないか。そう思った?
ところが、この不器用さがそっくりそのまま武器になる。私はここに、まっすぐな人の一番の勝ち筋があると見ています。
裏がないから、安心して寄りかかれる
恋愛で人が本当にすり減るのは、相手の本心が読めない時間。
今日のそっけなさは何なんだろう、あの言葉の裏に何があるんだろう。この探り合いが、じわじわ心を削っていく。
まっすぐな人が相手なら、その裏読みがいらない。言ってることと思ってることがピタリと一致してるから、疑心暗鬼にならずに済む。長く一緒にいるほど、この安心がボディブローみたいに効いてくるんです。
気持ちが伝わって、相手が動き出す
好意って、伝わらなければ無いのと同じ。
どれだけ想っていても、届かなければゼロ。まっすぐな人は、その好意をまっすぐ届ける。だから受け取った側も、自分の心と向き合わざるを得なくなる。
撮影で一緒だったインフルエンサーが言ってました。ぐいぐい来られるのは苦手だけど、まっすぐ好きって伝えられると、無視できないんですよね、って。ずるいくらい効く、らしい。
まっすぐな人の恋愛でつまずくポイント
ここまで読むと、じゃあ最強じゃん、と思うかもしれない。
そんなに甘くないのが恋愛。まっすぐさは、出し方を間違えた瞬間に凶器へ変わる。正直なところ、この落とし穴だけは絶対に気をつけてほしいです。
好意が重いと受け取られる瞬間
距離がまだ縮まってない段階で、好き好きが全開になる。
相手の心の準備が整う前に気持ちを渡すと、受け取る側はうっ…となってしまう。愛情のつもりが、いつのまにか圧に化けている。
デートの帰り道、次いつ会える?を三回も聞いてしまって、返事がだんだん短くなっていく。あの気まずい空気、覚えのある人もいるはず。
これは量とタイミングのズレであって、気持ちそのものが悪いわけじゃない。同じ料理でも、出す順番を間違えれば胸焼けするのと同じ。
押し引きで空回りする
恋の駆け引きには、引く勇気が要る場面がある。
まっすぐな人は、この引くが死ぬほど苦手。押して、押して、相手が一歩さがると、不安になってさらに押す。悪循環へまっしぐら。
おまけに、傷つきやすい。全力で好きになった分、砕けたときの落ち込みも人一倍。次の恋になかなか進めず、あの時ああしていればと一人反省会を開くタイプ(泣)。耳が痛い人、けっこういるんじゃないかな。
短所を武器に変える立ち回り
性格を変える必要は、まったくない。
変えるのは、出す量と順番だけ。まっすぐさは持って生まれた資質であって、直すべき欠点じゃないから。
やることは呆れるほど単純。好意を伝えたら、次は相手の反応を待つ余白をつくる。100の好きを一気に渡さず、20ずつ手渡していく感覚。相手が受け取って、こちらへ返してくれたのを確かめてから、また次を渡す。このキャッチボールのテンポをつかむだけで、重いは自然に消えていく。
駆け引きを覚えろ、という話じゃない。まっすぐさに、ほんの少しだけ間を足す。ただそれだけ。
まっすぐな人を好きになったあなたへ
ここから、立場が逆の人向けの話。
まっすぐな誰かに惹かれて、どう接するのが正解か迷ってる人。正直、あなたはかなりいいところに目をつけてる。まっすぐな人は、扱い方さえ外さなければ、これ以上ないほど安心できる相手だから。
脈ありサインと脈なしサインの見分け方
まっすぐな人の脈ありは、拍子抜けするほどわかりやすい。
連絡がマメになる。会いたいと素直に口にしてくる。目が合う回数も増えていく。好意を隠す技術を持ち合わせてないから、態度がそっくり答えになってる。
逆に脈なしも、残酷なくらい明快。連絡が事務的になり、誘っても具体的な日程が返ってこない。まっすぐな人が、興味のない相手に社交辞令で気を持たせるなんて面倒なことはしない。そっけなければ、それがそのまま答えだと受け取っていい。
効くアプローチと、やってはいけないこと
まっすぐな人に、駆け引きは逆効果。
思わせぶりな態度も、ほかの異性の影をちらつかせる作戦も、まず刺さらない。それどころか、この人は信用できないと判断されて、一瞬で熱が引く。裏を読ませてくる相手を、本能で警戒するんです。
効くのは、その真逆。好意にはまっすぐ好意で返す。会いたいと言われたら、行きたいと素直に応じる。分かりやすさが、そのまま信頼に変わっていく。小細工いらずで、こんなに楽な恋もそうないと思うよ、正直。
相性がいいタイプと、すれ違いやすいタイプ
まっすぐな人と噛み合うのは、同じくらい素直な人。
好意を言葉と態度でちゃんと返せる相手となら、余計なすれ違いが起きない。安心が安心を呼んで、関係がぐんぐん深まっていく。
反対に、駆け引きそのものを楽しみたい人や、感情を出し惜しみするタイプとは、正直しんどい。片方が全力で好意を出してるのに、もう片方が手札を伏せたままだと、まっすぐな人は不安に押し潰されてしまう。愛情の交換レートが違いすぎる二人は、どちらも消耗して終わる。
長く続けるための距離の取り方
まっすぐな人と長続きするコツは、そう多くない。
一つは、不満をため込ませないこと。隠すのが苦手なぶん、飲み込んだものが態度に出て自滅する。だから、小さな違和感のうちに言い合える空気を先につくっておく。
もう一つ大事なのが、まっすぐさを当たり前だと思わないこと。裏表なく好きでいてくれるのは、実はかなり貴重。慣れて雑に扱った瞬間、この人たちは静かに離れていく。一途な人ほど、限界を越えると驚くほどあっさり幕を引くから。
よくある質問
まっすぐな人は本当に浮気しにくい?
その傾向は強い。裏表がなく隠しごとが苦手な性質上、こそこそ関係を持つこと自体に向いてない。ただし性格だけで完全に保証されるわけではないので、そこは人による。
まっすぐすぎて重いと言われました
直すのは性格ではなく、伝える量とテンポ。好意を小分けにして相手の反応を待つ間をつくれば、同じ気持ちでも受け取られ方が変わる。まっすぐさ自体は、しまい込まずに残していい。
まっすぐな人に連絡はマメに送っていい?
相手がまっすぐな人なら、マメな連絡はプラスに働きやすい。気をつけたいのは、一方通行にしないこと。返ってくるテンポに合わせれば、うっとうしがられずに距離が縮まる。
まっすぐさは、恋愛の場では軽く見られがち。でも、扱い方を知っている人からすれば、これほど信頼できる資質もない。あなたのその不器用な一直線は、ちゃんと受け取ってくれる相手のもとで、いちばん強い武器に変わるよ。

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