母性が強い女性の特徴と恋愛|モテる人と尽くして損する人の差

去年、ある女性インフルエンサーの撮影終わり。楽屋でぽつりと言われた。私、たぶん一生彼氏に大事にされない気がする、って。

恋愛の話になると、急にしゅんとする。聞けば、付き合う相手がことごとく金欠だったり、ヒモ気質だったり。ご飯を作って、終電を気にして、最後は捨てられる。はぁ…。こっちまでため息が出た。

彼女みたいな子を、私は何人も見てきた。共通点はひとつ。母性が強い。優しくて、面倒見がよくて、人の痛みに鈍感でいられない。褒め言葉のはずなのに、恋愛だとなぜか裏目に出る。そういう人にこそ、最後まで読んでほしい。あなたの母性は、配り方ひとつでモテに化ける。損し続ける道との差は、ほんの半歩。

目次

母性が強い女性って、結局どういう人?

自分の母性って、いちばん見えにくい。鏡には映らないから。

困ってる人を、見て見ぬふりできない

わかりやすいのは、誰かが困ってる場面での反射神経。飲み会で空いたグラスに真っ先に気づく。後輩が落ち込んでたら、放っておけない。相手が何をしてほしいか、口に出される前に体が動く。先回りの達人、と言えば聞こえはいい。中身は、人のために動いてないと落ち着かない体質に近かったりする。

物持ちのよさも、地味なサイン。学生時代のポーチをまだ使ってる。ぬいぐるみが捨てられない。愛情がモノにまで及んでる証拠だね。小さい子や動物を見ると、表情がふっとほどける。声まで柔らかくなる、あの瞬間。母性が、いちばんにじむところ。

見た目より、まとう空気でわかる

母性は顔の造作じゃない。空気でにじむ。とげのない話し方、ちゃんと聞いてるよが伝わる相づち、隣にいると呼吸が深くなる感覚。男性が安心するって言うとき、その安心の正体がこれ。飾らない服の子が多いのも、偶然じゃない気がする。盛ることより、相手を緊張させないことを無意識に優先してるから。

正直、ここまでなら他の記事にも載ってる。問題は次。この優しさが、恋愛でどっちに転ぶか。

なぜ、恋愛になると空回りするのか

母性は恋愛で得をする、と思われがち。現実はもう少し複雑だった。

ダメ男ホイホイ、起動

これは断言する。母性が強い人ほど、ちゃんとした男より、どこか頼りない男に持っていかれる。完璧な相手だと、世話を焼く余白がない。手のかかる相手のほうが、放っておけなくなる。かまってほしがる男。夢ばかり語る男。なぜか今月も金欠の男。そういう相手に、胸がきゅーっと締めつけられる。この人には私しかいない。その思い込みが、沼の入り口だった。

男性インフルエンサーの案件で組んだとき、本人が笑いながらこぼしてた。俺、しっかりした女は無理、世話してくれる子じゃないと甘えられないから、って。ゾワッとした。いちばん不健全な形で需要と供給がかみ合う音を、間近で聞いた気がして。

なぜ、わざわざ茨の道を選ぶのか。心のどこかで、私がこの人を変えられる、って信じてるからだと思う。ダメな部分を直してあげた先に、感謝と愛が待ってる気がする。その物語に、自分の存在価値ごと賭けてしまう。でも現実は、けっこう残酷でね。変わる人は、あなたがいなくても勝手に変わる。変わらない人は、どれだけ注いでも変わらない。何十組も見てきた末の、私の結論。

彼女じゃなく、お母さんにされる

尽くしすぎると、恋人の席から保護者の席へ移される。最初は感謝されてたのに、だんだん当たり前になる。やってくれて当然、みたいな顔。連絡は雑になり、会えば家でだらだら、呼ばれるのは相手の都合のいい時だけ。気づけば、彼の生活を回す担当。恋する女じゃなく、無償の家政婦。あれ、私いつから彼女じゃなくなったんだろう

皮肉なのは、尽くす相手ほど浮気されやすいこと。あなたは絶対に離れないと高をくくられて、刺激だけ外に探しに行かれる。きっといつか私を本命にしてくれるはず。その期待が、いちばん静かに裏切られる。

うちのスタッフと終電を逃して飲んだ夜、元彼の話で号泣された(泣)。シャツのアイロンまでかけてあげてたのに、別れ際の一言が「重かった」。やってあげたぶん、軽く扱われる。この理不尽、くらった人にしかわからない痛みだよね。

相手の長所だけじゃなく、しょうもない弱さやダメな部分まで丸ごと受け止められる。これ、誰にでもできることじゃない。失敗を責めずに、そういう日もあるよね、と隣にいてくれる人。その安心感が本当に効いてくるのは、付き合いが長くなってから。派手さで射止める恋じゃなく、時間をかけて深まる恋に、母性は本領を出す。

とはいえ、母性が悪者なわけじゃない。向ける先さえ合えば、これほど長持ちする関係の土台もない。隣にいて息ができる相手は、最後はやっぱり強い。中身じゃなく、配り方の問題なんだ。

ほんとの悩みは、特徴じゃなくその奥にある

尽くしてるつもりで、不安を埋めてる

ここ、いちばん言いたい。みんな、好きだから尽くしてると思ってる。違うことがある。尽くすのをやめたら、そばにいられなくなる気がして怖い。それだけ、ってことが。見返りはいらないと口では言う。なのに相手が応えてくれないと、しっかり傷つく。その正体は、愛じゃなくて不安。

根っこには、ありのままの私じゃ価値がない、っていう静かな思い込みが横たわってたりする。何かしてあげる私じゃなきゃ、選ばれない。だから断れない。先回りも、止められない。自己肯定感って言葉で雑にまとめたくはないけど、たぶん近い場所にある。これに気づけた人から、恋愛は変わる。マジで。

思い当たる人は、子どもの頃を振り返ってみてほしい。下のきょうだいの面倒を見てきた。親の機嫌をうかがって生きてきた。気づけば、ケアする側がずっとデフォルトだった。その癖が、大人の恋愛にそのまま持ち越されてるだけ。あなたが悪いんじゃない。もう、降りていい役割なんだよ。

自分を後回しにしすぎて、自分が消える

人に合わせ続けると、ある日ふっと、自分が何を食べたいのかすら分からなくなる。相手の機嫌が、その日の天気になる。彼が笑えば晴れ、既読がつかなきゃ土砂降り。じわじわ、自分の輪郭が溶けていく。疲れないわけがない!優しさが、自分を削る刃に変わった状態。

男性は、あなたの母性をこう見ている

ここで視点を、男性側にひっくり返してみる。モテに直結するから。

安らぐ男と、利用する男

母性に寄ってくる男は、二種類。あなたの温かさに本気でほどける男と、便利だから群がる男。見分け方は拍子抜けするほど単純。弱みを見せてくるか、どうか。本命には、仕事の悩みや家族のことまで打ち明ける。都合のいい相手には、車出して、お金貸して、の用事しか持ってこない。心の柔らかい部分を共有しない相手なら、もう答えは出てる。

緊急時もわかりやすい。終電が消えた夜、本命なら仕事を早めに切り上げて迎えに来る。後回しにされる相手は、今ちょっと無理、で会話が終わる。優先順位は、言葉じゃなく行動に出るものだから。

もうひとつ、追ってるか追わせてるか。男はだいたい、追いたい生き物。あなたがぐいぐい世話を焼くほど、相手は安心して胡座をかく。皮肉だけど、ちょっと手が届かない余白のある女に、男は弱い。全部やってくれる人より、半分だけ手を貸してくれる人のほうが、なぜか忘れられないらしいよ。

男が引く瞬間は、たいてい先回りしすぎ

良かれが、重さに化ける線がある。予定を全部把握しようとする。食事の中身まで管理する。返信を待てずに二通目を送る。愛情のつもりが、監視に見えてくる。プライドの高い男ほど、自分の陣地を踏まれるとゾッとして離れていく。やりすぎだけは、絶対に気をつけてほしい。

男性側へ。その子に本気で好かれたいなら

ここから少し、男性に向けて。母性が強い子の心を掴むのは、じつは難しくない。弱音を、見栄じゃなく本音で見せること。ただし甘えっぱなしは命取り。やってもらったぶん、同じ熱量で返すこと。ありがとうを、態度じゃなく声に出すこと。これができない男から順に、彼女たちは静かに去っていく。尽くされて当たり前になった瞬間、終わりの秒読みが始まるよ。手をかけてもらえる幸運を、当然だと思わない男。それだけで、上位数パーセントに入れる。

母性を武器に変えて、ちゃんと愛される

どう活かせばモテるのか。

全部やってあげるのを、半歩だけやめる

愛される尽くし方と、損する尽くし方の差は、たった半歩。誘いをたまに断る。相手のために予定を空けて待たない。決めごとを全部委ねず、ここは私はこう思う、と口に出す。甘えるのが下手な人ほど、勇気を出して頼ってみる。スキのなさは、男の出番を奪うんだ。だからあえて、隙をひとつ残しておく。

それと、なんでも先に解決してあげないこと。彼の失敗を奪うのは、彼が成長する機会を奪うのと同じ。少し不器用でも、自分でやらせて、できたら素直に喜ぶ。頼られてばかりより、こっちが頼るほうが、関係はすっと対等になる。

冒頭のインフルエンサーの子は、ここを変えた。毎朝送ってたおはようのメッセージをやめて、自分の趣味の時間を取り戻した。すると今度は相手のほうがそわそわし出して、追ってきたらしい。まさかこんなに早く立場が逆転するとは、本人も思ってなかったって(笑)。優しさを捨てたわけじゃない。配る相手と量を、選び直しただけ。

恋愛の外に、夢中になれる世界を持つ

彼が世界の全部になると、その世界はぐらぐら揺れる。連絡ひとつで気分が乱高下するのは、ほかに居場所がないから。仕事でも趣味でも、彼と関係ない夢中を、ひとつ持っておく。それがあるだけで、追われても焦らない余裕が生まれる。自分の人生を楽しんでる人のほうが、男からはずっと眩しく見えるもの。自分の機嫌を自分でとれる子は、それだけで隣にいたくなる。

その余白は、SNSにもにじむ

これは仕事柄ずっと見てきて、確信してる。人を惹きつけるアカウントには、余白がある。全部はさらけ出さない。生活を回してる感じより、自分を生きてる感じ。世話焼きな人ほど、つい誰かのための投稿で埋まりがち。たまには、自分の好きなもの、ひとりで入った店、しょうもない独り言を。誰のためでもない一コマが、不思議と人の心を掴む。

母性は、消すものじゃない。あなたの最大の魅力。ただ、ほんの少しでいいから、自分にも分けてあげてほしい。優しさが余ってるなら、最初の一滴は、自分のために。

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