肯定してくれる人が好きになるのは依存?愛される人の特徴と出会い方

SNSのコンサルでインフルエンサーたちと話す機会が多いが彼女たちが恋愛について話してくれるとき、ほぼ必ずといっていいほど出てくるのが「私のことを否定しない人がいい」という言葉だ。

毎日フォロワーに見られ、コメントで批判され、数字に一喜一憂する生活を送っていると、プライベートくらいは全肯定してくれる人のそばにいたくなる。その気持ちはすごくよくわかる。

でも、そこで一度立ち止まってほしい。

目次

肯定してくれる人を求める気持ち、その裏にあるもの

 

「否定されたくない」は、ちゃんとした理由がある

誰かに否定されるって、ジワジワ削られていく感覚がある。一度や二度なら気にしないでいられる。でも積み重なると、気づいたら自分の意見を言う前に「どうせダメって言われる」と思うようになっている。

肯定してくれる人を求めること自体は、まったくおかしくない。人間として当然の欲求だ。問題があるとしたら、肯定されることが恋愛の最優先条件になってしまったとき。

ある20代後半のインフルエンサーが、スタッフとの雑談でこんなことを話してくれた。「前の彼氏、なんでも褒めてくれる人だったんだけど、3ヶ月で飽きた。最初はドキドキしてたのに、途中から物足りなくて。正直言って、あれ何だったんだろうってずっと考えてる」。

その言葉がずっと頭に残っている。

全肯定してくれる人と付き合って、なぜ飽きたのか。彼女が本当に求めていたのは、肯定ではなくちゃんと自分を見てくれること、だったんじゃないかと今は思う。

承認欲求と恋愛依存、紙一重のライン

承認欲求は誰にでもある。「認められたい」「好かれたい」という気持ちは、人が社会で生きていくための本能に近いもの。

ただ、その欲求を恋愛でしか満たせなくなると、話が変わってくる。

パートナーに少しでも否定されると過剰に落ち込む、相手の反応で気分がジェットコースターのように上下する、相手が機嫌悪そうなだけで胃がキュッとなる。この状態が続いているなら、恋愛依存の入口に立っている。

愛着スタイルという心理学の概念がある。幼少期の親との関係でどんな愛着パターンが形成されたかによって、大人になってからの恋愛の仕方が変わってくる。肯定してくれる人を強く求める人の多くは、不安型の愛着スタイルを持っていることが多い。「見捨てられるかもしれない」という恐怖が根底にあり、相手の承認で一時的に安心を得ようとする。

これは性格の問題じゃない。育ちの中でそうなった、というだけの話。

肯定してくれる人の本当の特徴、そしてどこにいるのか

 

全肯定と、ちゃんとした肯定は別物

肯定してくれる人を求めるとき、多くの人がイメージするのは「何でも褒めてくれる人」や「絶対に否定しない人」。でも、それと本当の意味で肯定してくれる人は、まったく別だ。

本物の肯定は、相手の行動や選択を無条件に褒めることじゃない。「あなたという人間の存在を、丸ごと受け入れている」というメッセージが伝わってくること、それが本質にある。

ちゃんと意見を言う。ときには反対もする。でもどんなときも「あなたのことが嫌いになったわけじゃない」という安心感がある。そういう人との関係が、長期的にお互いを成長させる。

「何でも褒めてくれる人」を求めていた頃を振り返ると、正直ちょっと恥ずかしくなる。あれは肯定じゃなくて、鏡が欲しかっただけだったかもしれない…。

そういう人が自然に集まりやすい場所

コミュニティベースの活動に参加している人の中に、比較的多い印象がある。趣味のサークル、勉強会、ボランティア、スポーツチーム。共通の目標に向かって動いている環境では、相手の個性や価値観を肯定しながら関わることが自然に求められる。

ギラギラした競争の場よりも、何かを一緒につくる場のほうが、穏やかで肯定的な人と出会いやすい。これは肌感覚としてかなり確信を持って言える。

マッチングアプリで肯定的な人を見極める方法

最初のメッセージが「かわいいですね」だけの人は、ちょっと待ったほうがいい。外見を褒めるのは簡単で、それは相手を見ているんじゃなくて写真を見ているだけだから。

見極めのポイントは、自分の話を一度否定せずに受け止められるかどうかにある。デートの中でわざと「私ってこういうところがあって、よく怒られるんですよね」と少し弱いところを見せてみる。そこで「でも、それって○○って考え方もできますよね」と受け止められる人は、かなりの確率で肯定的なコミュニケーションができる人だ。

逆に、すぐに解決策を押しつけてくる人や「いや、それは違うと思う」と即座に否定してくる人は、たとえ見た目が好みでも長期的には消耗する。まさかと思うかもしれないけど、序盤のこの反応が後々の関係性をほぼ決める。

肯定を求める恋愛が壊れやすい、その構造

 

インフルエンサーたちの話から見えてきたパターン

SNSの世界では、承認欲求がそのままビジネスになる。フォロワーからの「いいね」やコメントが収益に直結するから、承認を数値で見る習慣がついている。

そのせいかどうかはわからないけど、影響力のある発信者の恋愛話を聞いていると、ある共通パターンが見えてくる。

最初は全肯定してくれるパートナーに安らぎを感じる。でも半年ほどで「なんかつまらない」「刺激がない」という感覚が出てくる。そして今度は少しキツめな言い方をする人に惹かれていく。このサイクルを繰り返している人が、決して少なくない。

これは弱さじゃなくて、承認を外側に求め続ける構造から抜け出せていないだけ。承認の供給源が変わっても、自分の中の空洞は埋まらないから、また同じループに入る。

依存の出口は、自分の中にある

「自分で自分を認めるなんて、ナルシストみたいで嫌だ」という声をよく聞く。でも自己承認って、自分を過大評価することじゃない。

今日の自分の行動を、そのままの事実として認める。それだけでいい。

昨日より少し早く起きた。苦手な人に話しかけてみた。食事を丁寧に作った。それを「よかった」と思える感覚を積み重ねていくと、少しずつ、恋人に承認を求める重力が軽くなっていく。

地味だし、ぜんぜんドラマチックじゃない。でも私はこの積み重ねが結局すべてだと確信している。

自分を肯定できる人間になると、恋愛の景色が変わる

 

モテる人に共通している「軸」の正体

SNSコンサルの仕事をしていると、フォロワー数に関係なく「この人、なぜかモテる」という人と出会うことがある。

その人たちに共通しているのは、自分の好き嫌いをちゃんと言えること。迷わず「これは好き、これは合わない」と言える人は、相手にとって輪郭のはっきりした人間に見える。

承認欲求が強いと、相手に合わせすぎて輪郭がぼやける。好みも意見も「あなたに合わせます」になっていくと、相手は気づかないうちに「誰と付き合ってるんだっけ」という感覚になっていく。善意の迎合が関係を壊していく、これがかなり痛い現実だ。

肯定し合える関係をつくる、たった一つの起点

肯定し合えるカップルを見ていると、どちらか一方だけが肯定しているケースはほぼない。お互いが、相手の存在を面白がっている。それが正確な表現かもしれない。

価値観が全部同じじゃなくていい。むしろ少し違うくらいのほうが、相手の話を聞く姿勢が自然に生まれる。大切なのは「あなたはそう考えるんだ、それは知らなかった」という好奇心が、どちらにもあるかどうかだ。

肯定し合える関係の起点は、相手に肯定を求めることじゃなくて、自分が相手に対して本当の意味で興味を持てるかどうかにある。

求めるより、先に興味を持つ。その順番が、思っているより全部を変える。

肯定してくれる人に出会うための、具体的な動き方

 

自分の否定グセに気づくところから始める

肯定してくれる人に出会いたいと思っている人の多くが、実は自分自身が他者や自分を否定しやすいパターンを持っていることがある。

誰かの行動を見て「なんでそんなことするんだろう」と反応しやすい人、自分の選択に対してすぐ後悔する人。これは否定グセのひとつの形。否定的なフィルターで世界を見ていると、肯定的な人が目の前に現れても、その人の良さが見えにくくなる。

まず一週間、人の行動や自分の選択に対して「これはこれで、そういうもんかな」という受け取り方を試してみる。ザワザワと何かが変わる感覚が、きっとある。

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この記事を書いた人

BuzzMe Lab
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JIN(統括プロデューサー): 元広告代理店出身。弁護士や医師など、堅い職種の「人間味」を引き出し、親しみやすいスターに変えるマエストロ。キャバクラ、マッチングアプリ、夜遊びも大好き。柔らかい職種の女性との作戦会議の時間が一番いきいきしている。

MEI(ビジュアル・SNS戦略): 元歌舞伎町No.1キャバ嬢。現在はSNSコンサル。男性心理を掌握するプロであり、女性インフルエンサーの「勝負服」から「LINEの返し方」までを監修。

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